白内障 cataract
白内障とは
白内障とはさまざまな原因で水晶体が濁る病気です。
水晶体が濁ることによって光の通りが悪くなり、物がかすんでみえるなどの症状が現れます。
白内障の症状
- ものがかすんで見える、ぼやけて見にくい
- 周囲が暗いと見えにくい、視野が暗く感じる
- 運転時に対向車のライトを見ると視界が真っ白になるほどまぶしい
- ものが2重、3重に重なって見える
- 夏場など、太陽の光が異常にまぶしい
など
このような症状がある場合、白内障の可能性があります。まずはご相談ください。

症例60-白内障- 50代 女性 白内障手術症例15 多焦点眼内レンズ症例

症例59-白内障- 70代 女性 白内障手術症例14 多焦点眼内レンズ症例

症例58-白内障- 50代 女性 白内障手術症例13 多焦点眼内レンズ症例

症例56-白内障- 30代 女性 白内障手術症例12 多焦点眼内レンズ症例

症例55-白内障- 60代 女性 白内障手術症例11 多焦点眼内レンズ症例

症例54-白内障- 50代 女性 白内障手術症例10 多焦点眼内レンズ症例
白内障の主な原因
白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものです。
加齢性白内障
個人差はありますが、誰でも年齢を重ねるにつれ、水晶体は濁っていきます。加齢性白内障は一種の老化現象のため、高年齢の人が多く発症します。
併発白内障
アトピー性皮膚炎や糖尿病などの全身疾患やほかの眼の病気の合併症として発症する場合があります。
先天(発達)白内障
先天素因、胎内感染、全身疾患などさまざまな原因によって生後早い時期に白内障になります。
目のけがや薬剤の副作用から白内障を起こす場合もあります。
白内障の検査
主に視力検査と細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査※を行います。
その他、屈折検査、眼底検査、角膜内皮細胞検査などを行うこともあります。
白内障の検査は、通常、痛みなど身体的負担を伴わない非接触型検査です。
しかし、白内障の原因として緑内障の発症が疑われたときは、正確な眼圧測定のため麻酔を使用し、眼に直接触れて眼圧測定を行う場合があります。
※細隙灯顕微鏡検査
細隙灯という拡大鏡を使いながら目に光をあてる検査です。
白内障の有無・進行度を確認します。
お問い合わせ
お気軽にお問い合わせください。(問い合わせ対応時間は診療時間と同じです)
白内障の治療
白内障の治療は大きく分けて2つあります。
1 点眼治療
検査によって白内障と診断されても、視力や物の見え方にそれほど問題がない場合、多数の医療機関では、「ピレノキシン」や「グルタチオン」などの点眼薬が処方され、経過観察となります。
2 手術治療
超音波乳化吸引術と呼ばれる方法で小さな切開で行ないます。
残念ながら、点眼薬では白内障の進行を遅らせることはできても、白内障を治すことはできません。現在の医療では、いったん発症してしまった白内障の根本的な治療には、手術が最善の方法となります。
手術を受ける時期・タイミングの目安
- 白内障による症状で日常生活に大きな支障をきたす場合
- 視力が0.7未満(運転免許を更新できない場合)
- 安全性や正確性が重要な職業に従事している方で、白内障による仕事に支障をきたす可能性がある場合
- 白内障が急速に進行して視力が急激に低下している場合
- 他の眼の病気や持病との兼ね合いで、手術を先延ばしにすることがリスクを高める場合

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症例54-白内障- 50代 女性 白内障手術症例10 多焦点眼内レンズ症例
院長より
高齢化が進み、いまや白内障はありふれた病気となりました。
白内障手術を受ける患者さんも増加傾向にあります。そして、患者数増加と共に白内障手術の技術も進歩してきました。
白内障は早期に発見し治療をすることで、症状の進行を緩やかにできることがあります。上述のような眼がかすむ、視力が落ちてきたと感じる場合は、早めに検査を受けることをお勧めいたします。
お問い合わせ
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症例

症例60-白内障- 50代 女性 白内障手術症例15 多焦点眼内レンズ症例

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白内障Q&A
濁った水晶体を砕いて取り出し、プラスチックの人工の水晶体を、2.4mmの角膜の切開創から挿入します。麻酔は、前房麻酔と点眼麻酔、吸入の低濃度笑気麻酔を使用しますので、痛みはほぼ感じません。手術時間は約5分程度で、日帰り手術になります。術後は片眼の手術ならばガーゼと保護眼帯をしますが、両眼の場合は透明のゴーグルのみで帰宅します。
保険適用の単焦点眼内レンズを使用した場合、3割負担で片眼あたり約5.5万円前後です(術前検査含む)。
多焦点眼内レンズを選んだ場合は選定療養(レンズ代の差額のみ自費)または完全自費となり、追加費用が発生します。詳細は診察時にご説明します。
緊急性はなく、「生活に支障が出てきたら手術のタイミング」というのが一般的な考え方です。
当院では手術を無理にすすめることはしておらず、患者様の生活スタイルや希望をうかがいながら、手術のタイミングを一緒に考えます。「視力がいくつになったら手術」という固定の基準はなく、不便さの程度が判断の目安になります。視力という指標以外にも、コントラスト感度の計測や、波面センサーによる不整乱視の増加を調べて、白内障の不快現象を計測します。
通常、手術翌日の診察後1日~3日で視力検査をして視力が両眼で0.7以上を確認できれば運転が可能です。術後すぐは見え方が安定していないことがあるため、必ず医師の許可を確認してから運転を再開してください。
手術当日および翌日は必ず公共交通機関またはご家族の送迎でお越しください。
当院では両眼同時手術を行っています。仕事やご家庭の都合で休みがなかなか取れない方が希望されることが多いです。手術当日は、透明のゴーグルを装用するため手術当日は見えにくいですが、翌日からはある程度はっきり見えて仕事復帰が早期に可能になります。
多焦点眼内レンズではハロー(光の輪)・グレア(光のにじみ)が単焦点より出やすい傾向があります。特に夜間の運転時に対向車のライトが気になる方がいます。
最新のプレミアムレンズ(当院ではビビティ・Intensity等を取り扱い)ではこの問題が大幅に改善されています。夜間運転が多い方への適応は診察で慎重に判断します。
選定療養(保険+レンズ代追加)のレンズは片眼で概ね30~38万円前後の追加費用がかかります。完全自費のプレミアムレンズはそれ以上になります。詳しくは診察でご説明しますが、使用するレンズの種類によって費用が異なります。
費用が掛かる印象があるかもしれませんが、白内障手術は生涯に1度きりで、基本的には眼内レンズを入れ替えることはないので、レンズ選びを後悔しないようにしましょう。
白内障手術のタイミングで多焦点眼内レンズを選択することで、白内障と老眼を同時にアプローチすることが可能です。
ただし多焦点レンズは全員に向くわけではなく、ライフスタイル・眼の状態によって向き不向きがあります。「遠くも近くも眼鏡なしで見たい」という希望がある方はぜひご相談ください。
①初診(現在の状態確認・手術の可否説明)→②術前検査(角膜・眼軸・眼底など各種検査・採血・説明・同意書)→③手術当日(点眼麻酔・手術・術後休憩・帰宅)→④翌日以降の術後診察
当院では検査・説明を1回にまとめて行えるため、何度も通院する必要が少ないのが特長です(約1〜1.5時間)。
主に加齢を原因として濁ってしまった水晶体を、人工の眼内レンズと取り換える手術です。
点眼での局所麻酔の上、角膜周辺部を2~3ミリ切開し、ここから水晶体を取り出し、代わりに眼内レンズを挿入します。
術後、傷口は自然に塞がりますので、縫う必要はありません。約5分の手術です。
白内障の典型症状は「視界のかすみ」「まぶしさの増加」「視力の低下」「物が二重に見える」などです。ただし、ドライアイ・角膜の病気・緑内障でも同様の症状が出ることがあります。
「白内障かも」と思ったらご受診ください。検査で確認できます。
白内障は、メガネをかけて改善するものではなく、治療法として症状が進行していない場合には、点眼にて進行を予防し、経過観察を行うことになります。
ただし、点眼治療には限界があり、白内障が進行し、日常生活に不便をきたすようになりましたら、濁った水晶体を取り除く手術が必要です。
水晶体を取り除いた後は、網膜にピントがあわない状態になりますので、そこに水晶体の代わりとなる人工の眼内レンズを埋め込みます。
白内障による視力低下のほとんどの場合は、きちん手術を受ければ効果的な視力回復が得られます。
傷口から細菌が入ることを予防し、傷の治癒を早める薬です。
特に術後合併症である「眼内炎」(細菌が創口から入り眼の中で炎症を引き起こす)にならないように、点眼は必ず守ってください。
手術後の視力にもよりますが、メガネなしでも十分に視力が保たれていれば可能と思われます。但し、手術後しばらくは炎症もありますので、術後の診察を受けながら医師の指示にしたがってください。
術後の診察で視力回復が確認できれば翌日からでも可能です。
「多焦点眼内レンズ」という人工の水晶体レンズのことです。
当院でも取扱いがございますので、ぜひご相談ください。
麻酔を行いますので、ほとんどの方は痛みを感じません。
白内障とドライアイはどちらも「かすむ・ぼやける」という症状が出ますが、ドライアイはまばたきをすると一時的に見え方が改善する傾向があります。白内障はまばたきをしても改善しません。
ただし両方同時に起きているケースも多く、自己判断は難しいため、受診して検査で確認することをお勧めします。
個人差が大きく、数年かけてゆっくり進む方から、1年で急激に進む方までさまざまです。糖尿病・ステロイドの長期使用・紫外線への多量曝露は進行を早める要因です。
「以前より見えにくくなった気がする」と感じたら、現状の程度を確認するためにご受診ください。
完全な予防は難しいですが、①紫外線対策(UVカットサングラス・帽子)②禁煙③糖尿病・高血圧の管理④バランスの良い食事(抗酸化物質を含む野菜・果物)が有効とされています。
40歳を過ぎたら定期的な眼科検診で早期発見することも重要です。
術前検査の数日前からコンタクトレンズの使用を中止してください(ソフトレンズ1週間前・ハードレンズは2週間以上前から)。
アルコール・激しい運動は手術前日から控えてください。術当日は必ずノーメイクでお越しください。また運転はできませんので公共交通機関かご家族の送迎でお越しください。
担当医から個別の指示がある場合はそちらを優先してください。
これはよく起こる誤解です。白内障手術で挿入する単焦点眼内レンズは「一か所にしかピントが合わない」ため、遠くにピントを合わせると手元は見えなくなります。もともと近視で眼鏡なしで手元が見えていた方が「遠くが見たい」と伝えると、医師は「手元は老眼鏡でOKで遠くを裸眼で見たい」と解釈することがあります。次回手術の際は「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」「楽譜を見たい」など具体的な行為で希望を伝えると意思疎通のずれがなくなります。
もともと近視の方は「近見狙い」がお勧めです。眼鏡なしで手元が見えていた生活習慣を変える必要がなく、術後のストレスが少ないためです。遠くは眼鏡を使うことになります。一方、もともと遠くが見えていた方は「遠見狙い」が基本です。単焦点レンズで両方を裸眼でカバーするのは難しいため、生活スタイルに合わせた選択が大切です。「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」など具体的な希望を先生に伝えましょう。
受診してください。鼻側から白目が黒目(角膜)に入り込んでいる場合、「翼状片」の可能性があります。翼状片は充血や角膜乱視による見えにくさを引き起こします。特に角膜の中央部に近づいている場合は早めの手術が望ましく、放置して中央まで進行すると手術後も濁りが残って視力が戻りにくくなります。白内障がある方も翼状片による乱視が眼内レンズ度数のずれを招くため、白内障手術前に対処が必要です。一度現状を評価してもらいましょう。
関係があります。視覚障害があるとうつ病になりやすいことが研究で報告されています。重要なのは、視覚障害の重篤さに関係なく、軽い見えにくさでもメンタルヘルスへの影響があるという点です。人が知覚から得る情報の約60%は眼からとされており、その情報が遮られることは生活への影響が大きいです。見え方の不調で気分が落ち込んでいる場合、視力の改善(白内障手術等)によって気分も改善するケースがあります。「眼が気になって不安になる」という悩みも含め、気軽にご相談ください。
3点とも注意が必要です。①メイクはベースメイク・アイメイク含め完全にノーメイクでお越しください。術前に目の周りを消毒するため清潔な状態が必要で、術後3日間は洗顔もできません。②車・バイク・自転車での来院はしないでください。手術で瞳孔を開く目薬を使うため術後は視界がぼんやりします。公共交通機関かご家族の運転でお越しください。③普段飲んでいる薬(糖尿病・高血圧・循環器系など)は自己判断でやめず、術前検査時にお薬手帳を持参して医師に確認してください。
術後すぐに注意していただきたい主なことは以下です。①自分での車・バイク・自転車の運転は医師の許可が下りるまで控えてください。②術後3日間は洗顔ができません。濡れタオルで顔を軽く拭く程度にしてください(化粧水は目の周りを避ければOK)。③目を手でこすらないようにしてください。④処方された目薬を指示通りに続けてください。その他の制限(入浴・運動・飲酒等)については手術後に医師から説明がありますので、必ずそれに従ってください。
白内障手術後は目の屈折度数が変化するため、術前の眼鏡が合わなくなることはよくあります。手術で水晶体(自分のレンズ)を取り出して人工眼内レンズを挿入するため、目の光学系全体が変わります。特に眼鏡の度数が強かった方や、手術前の見え方と大きく変わった方は新たな眼鏡が必要になります。術後1〜3ヶ月ほど視力が安定したら眼鏡処方を行います。术后すぐに眼鏡を作り直すのではなく、担当医に視力が安定したタイミングを確認してから眼鏡店へ行くようにしてください。
中近両用眼鏡は見え方に慣れるまで時間がかかることがあります。白内障手術後に単焦点眼内レンズを入れた場合、遠見または近見にピントが合っていますが、その他の距離は眼鏡で補う必要があります。中近両用眼鏡は上部が遠距離・下部が近距離に対応しており、適切に使いこなすと生活の質が上がります。慣れない場合は度数調整が必要な場合もあるため、眼鏡店だけでなく眼科でも相談してください。術後の視力は1〜3ヶ月かけて安定するため、安定前に作製した眼鏡が合わなくなることもあります。
よくある症状は「ものがかすんで見える」「まぶしい(特に対向車のライトが真っ白になるほど)」「ものが2重3重に見える」「夜間や暗い場所で見えにくい」などです。原因は加齢によるものが最多ですが、アトピー・糖尿病・外傷・薬剤副作用でも起こります。残念ながら現在の医学では点眼薬では白内障を治すことはできません(進行を遅らせる効果は期待できます)。視力低下や日常生活への支障が出てきたら手術を検討するタイミングです。
これまでに約8,000件以上の手術実績があります。院長は大阪大学医学部眼科学教室出身で、阪大病院(硝子体手術全国7位)・大阪労災病院(硝子体手術全国3位)・社会保険紀南病院(白内障手術1,800件/年)といった国内トップレベルの施設で経験を積んだ後、当院を開院しました。手術時間は約5分と短く、日帰りで受けられます。術後翌日から日常生活にほぼ支障なく過ごせます。
通常の単焦点眼内レンズを使用する白内障手術は健康保険が適用されます。3割負担の場合、片眼で約45,000〜60,000円程度が目安です(検査・診察料含む)。多焦点眼内レンズ(老眼も改善できるタイプ)は「選定療養」として一部は保険適用・差額は自費となります。当院の多焦点レンズの費用は診察時にご説明します。高額療養費制度の対象になる場合もありますので、術前にご相談ください。
当院では白内障手術と緑内障手術を同時に行うことが可能な場合があります。白内障手術で水晶体を取り除くこと自体が眼圧を下げる効果があるため、軽度〜中等度の緑内障であれば白内障手術のみで緑内障進行を抑えられることもあります。また微小な緑内障デバイス(iStent等)を白内障手術と同時に挿入する方法もあります。患者さんの緑内障の状態・病期によって適切な術式が変わりますので、診察で詳しくご説明します。
おおうら眼科では以下の流れで進みます。①初診・精密検査(眼内レンズ度数計算含む)→②手術前の採血・全身検査(必要な場合)→③手術当日(日帰り)→④翌日検診→⑤2、3日後診察→⑥1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後検診。手術前に最低2回の来院が必要です。手術当日は瞳孔を開く目薬を使用するため自分での運転は不可、ノーメイクでお越しください。術後は処方された目薬を毎日継続してください。
おおうら眼科での手術後の目安は以下です。①シャワー:首から下は当日から可能②洗顔・洗髪:手術3日後から可能③デスクワーク・軽い家事:翌日から可能④車の運転:医師の許可が出てから(通常3日後~1週間程度)⑤プール・ジョギング:術後1週間後程度制限⑥目をこすること・圧迫:1ヶ月禁止。個人差や術式によって異なりますので、必ず術後の診察で医師に確認してください。目薬は術後1〜2ヶ月間続ける必要があります。
主な特徴は以下です。①実績:これまで約8,000件以上の手術実績があります。②日帰り:入院不要で当日帰宅可能、手術時間は約5分程度です。③術後の見え方:手術直後からある程度見え、当日からシャワーも可能で日常生活への支障が少ないです。④眼内レンズの選択肢:単焦点から多焦点(老眼矯正)まで、生活スタイルに合わせたレンズ選択ができます。⑤一貫したケア:手術前の検査から術後の経過観察まで同じクリニックで対応するため、継続的なフォローが受けられます。