近視
近視とは
近視とは、近くのものは見えるけれど、遠くのものが見えにくい状態です。
眼内に入った光が網膜の前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態を言います。近視とは遠視・乱視と同じ屈折異常のひとつです。
近視の症状
近くのものははっきり見えるけれど、遠くのものがぼやけて見えにくい
近視の主な原因
近視の原因は解明されていませんが、遺伝的な要素と環境が関係すると考えられています。
特に遺伝の影響が大きく、角膜や水晶体の屈折力が強いこと、眼軸(目の縦軸、奥行き)が長いことが原因となります。
勉強、読書、パソコンなどディスプレイを見る作業を長く続けるなど、環境も影響すると考えられています。しかしながらはっきりした証明はありません。
近視の治療
近視は一度伸びた眼軸を短くする事は出来ません。したがって近視の治療は進行を予防する治療となります。
- 就寝前の点眼治療
就寝時に調節筋の緊張を和らげ、遠方を見ているような状態にして、目を休めます。継続して利用することで効果があります。 - オルソケラトロジー
オルソレンズをつかった視力回復法です。