コラム COLUMN

症例32-老眼- 40代女性 コンタクトレンズの種類、度数を変更することで手元の見えにくさが改善した症例
2025.09.09
老眼症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
老眼
患者様情報
40代 女性
お悩みと診断
現在使用中の遠近両用コンタクトレンズだと近くが見えにくくなってきた、スマホが見えにくい。
遠くの見え方も保ちつつ手元を今より良く見えるよう度数調整をしてほしい。
使用中のコンタクトレンズでの視力
遠方視力 | 近方視力 | |
右眼 | 1.0×SCL | 0.6×SCL |
左眼 | 1.2×SCL | 0.6×SCL |
現在使用中のコンタクトレンズは両眼ともに遠近両用で乱視用コンタクトレンズを装用中。
近くが見えにくい場合は、老眼の度合いを示す「加入度数(ADD)」の度数を上げることにより手元へピントを合わせていきます。
遠近両用乱視用コンタクトレンズについて
一般的な遠近両用コンタクトレンズには、加入度数が複数用意されていることが多いですが、遠近両用乱視用コンタクトレンズでは、加入度数が複数なく選択肢が少なくなってきます。
今回の症例の場合、加入度数の選択肢がないため一般的な遠近両用コンタクトレンズへ種類の変更が必要になりました。
調整後コンタクトレンズでの視力
遠方視力 | 近方視力 | |
右眼 | 1.0×SCL | 0.6×SCL |
左眼 | 0.9×SCL | 1.0×SCL |
処方内容
今回の症例では左眼は乱視用にしなくても視力はある程度は保持できそうであったため、右眼は今まで通りの遠近両用乱視用コンタクトレンズ。
左眼は乱視用コンタクトレンズではなく、一般的な遠近両用コンタクトレンズへ変更しました。
種類を変更することによって加入度数の選択の幅が広がります。
左眼の加入度数を+1.00Dから+2.00Dへ変更することで近くが見えやすくなりました。
治療後の変化
左右の見え方をバランスよく使うことにより、遠くの見え方を保ちながら、手元の見えにくさが解消されました。
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