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ドライアイ

ドライアイとは

涙の分泌が少なかったり、涙の安定性が悪かったりすると、目の表面を潤す力が低下しドライアイと呼ばれる状態になります。

ドライアイの症状

  • 眼が疲れる
  • 眼の違和感
  • 眼がゴロゴロする
  • 眼が乾いた感じがする
  • 眼に不快感がある
  • 眼がヒリヒリ痛い
  • 眼が赤い
  • 朝、眼が開けにくい
  • 眼がくしゃくしゃする
  • 白っぽい目やにが出る
  • 何となく見づらい
  • 時々かすんで見える
  • 最近少し視力が低下したようだ

など

ドライアイは最初から「目が乾く」と訴える人は意外に多くありません。
悪化してくると、「目が痛い」、「目を開けていられない」などの症状があらわれ、さらには「頭が痛い」、「肩が凝る」、「気分が悪い」など、全身的な症状に進行することがあります。

▶ドライアイの症例


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ドライアイの主な原因

ドライアイの原因は、環境によるものや加齢、病気などさまざまです。
特に環境要因が大きいと考えられています。

パソコンやスマートフォンなどを見続ける、冷暖房により室内が乾燥している、などが挙げられます。
コンタクトレンズの長時間の装用や、食生活、運動不足など、ライフスタイルも関わっていると言われています。

そのほか、涙の分泌量が減ったり、涙の安定性が悪く乾燥しやすくなったりする場合があります。涙の分泌は自律神経と関係しており、ストレスによって涙の分泌が抑制されているのではないかという考えもあります。

ドライアイの検査

ドライアイを判断するには、主に3つの検査法があります。

1 シルマー試験

涙の量を調べる検査です。専門のろ紙を瞼の縁にはさんで、5分間でどのくらいの長さが濡れるかを調べる検査です。

2 涙液層破壊時間(BUT:Break Up Time)検査

涙の安定性を調べる検査です。瞬きせずに眼を開けたままの状態で、涙の層がどのくらいの時間で壊れるかを細隙灯顕微鏡を使って観察・測定します。

3 生体染色検査

目の表面の状態検査には、フルオレセイン(黄色い染色液)の点眼によって、眼の表面を染めます。
角膜や結膜に傷があるとその部分が染まって見えます。

いずれの検査も外来で行われ比較的短時間で終わり、強い痛みなどは感じません。

ドライアイの治療

(1)点眼薬

症状が軽い場合は、潤いを持たせる点眼薬で緩和させることができます。

(2)涙点プラグ

涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙の生理的な排出を人為的に遮断するような治療を行うこともあります。

院長より

あなたの目はドライアイになっていませんか?
自分の目の乾き度を知るために、まずはセルフチェックをしてみましょう。

セルフチェック

  • 目薬をさしてもすぐに乾きを感じる
  • 夕方になるとコンタクトがはりついている
  • 目が乾いて仕事に長時間集中できない
  • 冷暖房が強いところに長くいると目がしょぼしょぼしてくる
  • スマホをしばらく見ていると目をあけているのがつらくなる

症例

ドライアイQ&A

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ICLはレーシックと異なり、角膜を削らずに眼の中にレンズを挿入して近視を矯正する手術です。強度近視でもレーシックより適応しやすく、ドライアイになりにくい、可逆性がある(レンズを取り出せる)という特長があります。

当院では両眼55〜60万円(税込)から対応しています。

A

・目の乾燥や異物混入で角膜の損傷や細菌感染で炎症を起こす角膜炎
・角膜炎が悪化した状態の角膜潰瘍

などになる場合がありますので早めの診察をお勧めします。

A

ドライアイの治療は目薬をするなどの対症療法しかありません。涙腺の機能を回復させることはできません。しかし、目薬や眼のケアをきちんとすることによってドライアイによる不快な症状を治すことができます。

A

アイメイクの際には十分に注意し、行ってください。
アイラインやマスカラによって、目の縁にあるマイボーム腺の開口部がふさがれてしまうと、涙の表面を覆う油が分泌できなくなり、涙が蒸発してドライアイになることがあります。

目の粘膜は非常にデリケートです。
近年、まつ毛パーマやまつ毛エクステンション、刺激性の薬剤や接着剤などを用いたさまざまなな美容法が行われています。これらは、ドライアイだけでなく目の炎症や角膜障害などのトラブルを引き起こし、目の健康を損なう恐れがあることを十分に理解しておきましょう。

A

加齢に伴ってドライアイになる方は多くなる傾向があります。
年齢を重ねると、涙を作る「涙腺」の機能が低下するため、涙の分泌量が減少します。
涙の分泌量の減少は、ドライアイの原因の一つと考えられています。
また、涙液の油分を分泌するマイボーム腺の機能が低下して起こるドライアイの頻度も増えます。

A

これらの症状はドライアイの典型的な症状です。ただし目のアレルギー・疲れ目(眼精疲労)・角膜の傷なども同様の症状を起こすことがあります。

当院ではドライアイに対して目薬の種類・差し方・日常生活の注意点・サプリメントまで包括的にサポートしています。症状が続く場合はご受診ください。

A

目薬による治療が中心です(人工涙液・ヒアルロン酸点眼・ジクアホソルナトリウム等)。

目薬の種類・差し方の見直し、加湿器の活用・長時間のPC作業の合間に目を休める習慣なども効果があります。サプリメントの提案も行っています。症状が強い場合は涙点プラグ(涙を逃がさないための処置)も選択肢です。

A

白内障の典型症状は「視界のかすみ」「まぶしさの増加」「視力の低下」「物が二重に見える」などです。ただし、ドライアイ・角膜の病気・緑内障でも同様の症状が出ることがあります。

「白内障かも」と思ったらご受診ください。検査で確認できます。

A

ライトがにじんで見える・星型に広がって見えるなどは乱視の典型的な症状です。特に夜間は瞳孔が大きく開くため症状が目立ちやすくなります。

ただし白内障・ドライアイでも同様の症状が出ることがあります。症状が気になる場合は検査でしっかり確認しましょう。

A

目のゴロゴロ感は、異物が実際に入っている場合のほか、逆まつ毛(内反症)・ドライアイ・結膜結石・コンタクトレンズのズレなどでも起こります。

異物が見当たらない場合でも症状が続くなら受診をお勧めします。原因を確認して適切な対処をしましょう。

A

①20-20-20ルール(20分作業したら20フィート先=約6m先を20秒見る)②画面の明るさ・位置を調整する③意識的にまばたきをする④ドライアイがあれば点眼を使う、が有効です。

それでも改善しない場合は、眼鏡の度数が合っていない・ドライアイ・斜位などの原因がある可能性があります。受診で原因を確認しましょう。

A

市販の目薬や休養で改善しない場合は受診をお勧めします。眼精疲労の裏に屈折異常・ドライアイ・斜視・緑内障などの疾患が隠れていることがあります。

眼鏡の度数が合っていない場合は処方し直すだけで大幅に楽になることもあります。「なんとなく目が重い」という方もお気軽にご相談ください。

A

慢性的なアレルギー性結膜炎・ドライアイ・眼瞼炎などによる結膜の慢性炎症が原因とされています。

完全な予防は難しいですが、アレルギーやドライアイを点眼などでしっかり治療・管理することで進行を抑えられます。

A

白内障とドライアイはどちらも「かすむ・ぼやける」という症状が出ますが、ドライアイはまばたきをすると一時的に見え方が改善する傾向があります。白内障はまばたきをしても改善しません。

ただし両方同時に起きているケースも多く、自己判断は難しいため、受診して検査で確認することをお勧めします。

A

①長時間のPC・スマートフォン使用(まばたき減少)②コンタクトレンズ使用③エアコンの効いた環境④女性(特に更年期以降はホルモン変化で涙が減りやすい)⑤抗アレルギー薬・精神科薬などの服用、が代表的なリスク因子です。

現代人の多くに当てはまる原因が多く、「国民病」ともいわれています。

A

コンタクトレンズはレンズが涙を吸収するためドライアイ症状が出やすくなります。特に長時間装用・乾燥した環境での使用で症状が悪化します。

対策として①装用時間を短くする②乾燥感が出たら点眼を使う③酸素透過性の高いレンズに変える④症状が強ければ一時的にメガネに切り替えるといった方法があります。

A

市販の人工涙液は防腐剤が含まれていることが多く、頻回使用すると角膜にダメージを与えることがあります。

眼科で処方する目薬(ヒアルロン酸・ジクアホソル等)は症状・原因に合わせて選べるうえ、防腐剤フリーのものもあります。「市販品で改善しない」「1日に何度も使っている」という方はご受診ください。

A

ドライアイがある人は起床時に症状が強く出るためかすみを強く感じることがあります。全体的な視界のかすみや見えにくさがあれば、頻度は少ないですが睡眠時無呼吸症候群による低酸素状態が緑内障に悪影響を及ぼしている可能性を否定できません。緑内障と睡眠時無呼吸症候群の検査を受けましょう。

A

-6D以上の近視であればICLがお勧めです。ICLは角膜を削らないため、レーシックのデメリット(衝撃に弱い・ドライアイ・ハロー・グレア)がありません。また-10Dを超える強度近視にも対応できます。レーシックは-6D未満の比較的軽い近視に向いており、近年はSMILEという改良版でフラップを作成しないためより安全です。-6D以下は慎重適応、-3D以下は対応外のため、-7DならICLが適切です。ただし両者にそれぞれリスクがあるため、術前検査と十分な説明を受けた上で決めてください。

A

ドライアイの可能性があります。ドライアイの症状は「目が乾く」だけではなく、「目が疲れやすい」「目がゴロゴロする」「目が重たい」「なんとなく見えにくい・かすむ」「理由なく涙が出る」なども典型的な症状です。悪化すると「目がヒリヒリ痛い」「朝目が開けにくい」という症状が出ることもあります。市販の目薬で対応していても改善しない場合は眼科を受診してください。原因によって治療法が異なります。

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ドライアイには3つのタイプがあり、タイプによっては目薬だけでは改善しにくいことがあります。①水分不足タイプ・②ムチン不足タイプは目薬で改善が期待できますが、③油(マイボーム腺)不足タイプは目薬だけでは効果が出にくいです。油不足タイプにはまぶたを38℃前後で5分間温める「温罨法(おんあんぽう)」が効果的です。あずきのちから®などのアイマスクを使い、朝晩2回、温めた後に優しくまぶたをマッサージしてください。蒸しタオルは熱くなりすぎてすぐ冷めるため逆効果になることがあります。

A

関係があります。ドライアイがあると涙の量が少なくなり、アレルゲン(花粉)を目の表面から洗い流す力が弱まります。そのためアレルギー性結膜炎の症状が悪化しやすくなります。また逆に、アレルギー性結膜炎による目の炎症で目の表面が荒れると、ドライアイが悪化します。両方が互いに悪化し合う悪循環に陥りやすいため、花粉シーズン前から両方の治療・予防をしっかり行うことが重要です。

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ドライアイの治療は大きく2つです。①点眼薬治療:不足している涙の成分(水分・ムチン)を補う目薬を使います。②涙点プラグ:涙の出口(涙点)に小さなシリコン製の栓を入れて涙が目の表面にとどまる時間を長くする治療法です。痛みなく短時間で処置でき、目薬では改善しにくい方に特に有効です。また「油不足タイプ」のドライアイには目薬だけでは改善しにくく、まぶたを温める温罨法(温めてマッサージ)が効果的です。まず眼科で涙の量・質の検査を受けて、タイプに合った治療を選びましょう。

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はい、放置すると悪化します。ドライアイが進行すると「目が開けていられない」「目がヒリヒリ痛い」「朝目が開けにくい」などの症状が出ます。さらに悪化すると「頭痛」「肩こり」「気分が悪い」など全身症状に波及することがあります。また、花粉症・アレルギー性結膜炎と合併すると互いに症状を悪化させあうため、早めの治療が重要です。「日常生活にそれほど支障がないから」と市販薬で対応している方も、一度眼科での検査をお勧めします。

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涙点プラグは点眼麻酔をしてから行うため痛みはほとんどありません。処置時間は数分程度です。涙の出口(涙点)にシリコン製の小さな栓を入れることで涙が目の表面にとどまる時間が長くなります。特に水分不足タイプのドライアイや目薬だけでは改善しない方に効果的です。外れた場合は再挿入できます。当院では保険診療の範囲内で対応しています。