よくあるご質問 FAQ
初めての方へ
初診の方は当日予約無しで時間内に受診していただければ結構です。ホームページで待ち時間を確認いただけます。LINEもしくはホームページにて予約が可能です。
「健康保険証」や、あれば「医療証」、お薬を服用中の場合は「お薬手帳」をご持参ください。
小学校入学前で「乳幼児等医療費受給者証」でお持ちの方はご持参ください。
その他、ご紹介状や、健康診断、人間ドックなど結果、使われている眼鏡、ICL、コンタクトレンズの箱もあればご持参お願いいたします。
予約無しでも受診可能です。直接ご来院ください。
受診する時間を予約することは可能です。ただし、時間は状況により前後する場合がありますのでご理解のほど宜しくお願いいたします。
御座います。41台以上の駐車が可能です。当院で診察を受けられた方は1時間無料分の駐車券を発行致します。
年齢制限はありません。
0歳のお子さんから診察いたしますのででご安心ください。
領収書、および明細書の再発行は出来ません。
会計時に、必ず領収書をお渡ししていますので帰る前に必ずご確認ください。また紛失による再発行も出来ませんので、大切に保管してください。
はい。当院は2階にありますが、エレベーターを完備しています。院内もバリアフリーです。
当院での次回予約がある場合に限り、その日までの不足分の処方が可能です。
症状や薬の内容によって処方できない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
混雑状況によってはお時間がかかりますのでご注意ください。
当院では眼鏡作成は行っておりませんが、レンズの度数を合わせる眼鏡処方発行は行っております。
処方箋をお渡しいたしますので、そちらを眼鏡店へお持ちいただいて眼鏡を作っていただきます。
受付終了30分前までにお越しください。
滞在時間短縮のため、後日装用練習等で再度来院が必要になる可能性があります。
精密検査として、目の奥の検査(眼底検査)が必要な場合があります。
『散瞳』という瞳(ひとみ)を開く検査(散瞳検査)をすることにより、『まぶしい』『見えづらい』『ぼやける』といった症状が4時間程度続きますが、元に戻ります。
そのため、車・バイク・自転車などでの来院した場合の散瞳検査が必要な場合は
①当日検査して4時間以上経過したのちに、運転して帰る
②当日は散瞳せずに分かる範囲で診察して、後日、運転せずに来院予約して、散瞳検査をする
以上のどちらかとなります。
院長はこれまで国内有数の施設で白内障をはじめさまざまな手術を8,000件以上経験してきました。当院では白内障以外にも専門である硝子体手術や緑内障手術、霰粒腫や眼瞼下垂などのまぶたの手術、翼状片手術など幅広く手掛けております。
最新の手術機器と精度の高い検査機器を備えており、より良い視力と患者様の満足を追求した手術を提供しています。
健康保険証・診察券(お持ちの方)・紹介状(他院からの場合)・常用薬のリストをお持ちください。
眼鏡・コンタクトレンズをお使いの方はお持ちいただくか、使用している度数がわかると助かります。
WEB予約からの事前予約をお勧めします(予約優先ですが予約なしでも受け付けております)。
白内障手術・緑内障手術・軽症の網膜硝子体手術・翼状片手術を日帰りで対応しています。
硝子体手術は眼科クリニックで安定的に提供するには術者の高い技量が必要ですが、当院では大阪大学・大阪労災病院での豊富な経験を持つ院長が全ての手術を担当します。
重症例は提携病院への紹介も行っています。
白内障・緑内障・ICLなどの多くの手術は点眼麻酔(目薬の麻酔)のみで行いますが、当院ではそれに加えて、前房麻酔、低濃度笑気麻酔を行います。そのため、術中の痛みはほぼありません。
網膜硝子体手術の場合は、目の縁から局所麻酔注射(球後麻酔)を行うため、より確実に痛みをブロックします。
物が歪んで見える(変視症)は黄斑(網膜の中心)に異常がある場合に起こりやすい症状です。主な疾患として黄斑前膜・黄斑円孔・加齢黄斑変性症・中心性漿液性脈絡網膜症などがあります。
これらは治療が遅れると視力に影響するため、早めに受診してください。
市販の目薬や休養で改善しない場合は受診をお勧めします。眼精疲労の裏に屈折異常・ドライアイ・斜視・緑内障などの疾患が隠れていることがあります。
眼鏡の度数が合っていない場合は処方し直すだけで大幅に楽になることもあります。「なんとなく目が重い」という方もお気軽にご相談ください。
以下の症状は緊急受診が必要です:①突然の視力低下・視野の一部が欠ける②目の激しい痛み・充血③白目が急に真っ赤になった(外傷後)④飛蚊症・光視症が急に増えた⑤物が二重に見える(突然)⑥目に何かが刺さった可能性がある。
これらの症状は放置すると視力に重大な影響が出る可能性があります。当院にご相談いただくか、診療時間外は救急病院をご受診ください。
はい、セカンドオピニオンは歓迎です。他院での検査データや紹介状をお持ちの場合はご持参ください。
「もう一度きちんと診てもらいたい」「手術が必要か確認したい」という方もお気軽にご相談ください。当院では丁寧な説明を心がけており、他院への紹介が最善の場合はそちらをご案内することもあります。
保険診療の場合、初診料+基本的な視力・眼圧検査で3割負担の方は2,000〜3,000円程度が目安です。眼底検査など追加検査が必要な場合はさらに加算されます。
手術・自費診療(ICL・オルソケラトロジー・マイオピン等)は別途費用が発生します。ご不明な点は受診前にお気軽にお問い合わせください。
はい、転院は可能です。現在の治療内容・使用中の点眼薬・処方内容が分かる資料(お薬手帳・処方箋など)をお持ちいただくとスムーズです。
「前の眼科では詳しく説明してもらえなかった」「手術を検討したい」など、理由は問いません。お気軽にご来院ください。
はい、ぜひご受診をお勧めします。高齢者は白内障・緑内障・黄斑変性症などの眼疾患が増加し、視力低下が転倒・QOL低下の原因になることがあります。
ご本人が「見えにくい」と言わなくても、症状が進行していることは珍しくありません。ご家族が連れてきていただいても構いません。車椅子での受診も対応しています。
糖尿病は網膜の血管を傷める「糖尿病網膜症」の原因となり、日本の失明原因第3位です。初期は自覚症状がなく、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。
糖尿病と診断されたら、目の症状がなくても年1〜2回の眼底検査を受けてください。早期発見・早期治療が視力を守る最善の対策です。
はい、アレルギー性結膜炎として治療できます。抗アレルギー点眼薬を使うことでかゆみ・充血を大幅に軽減できます。
シーズン前(1〜2月)から点眼を始める「初期療法」が特に効果的で、ピーク時の症状が軽くなります。「市販の目薬で間に合わない」という方はご相談ください。
年齢別の目安として:①子ども(3歳児健診・就学時健診)→異常があれば早期受診②成人(〜39歳)→特に異常がなければ2〜3年に1回③40歳以上→緑内障・白内障のリスクが上がるため1〜2年に1回④糖尿病・高血圧など全身疾患がある方・強度近視の方→年1回以上、が目安です。
「目は悪くない」と思っていても自覚症状のない疾患が進行していることがあります。
大阪市淀川区新高3丁目6-17 2F、三国駅前クリニックモール内にあります。阪急三国駅から徒歩約1〜2分です。当院は2階にありますがエレベーターを完備しており、院内はバリアフリー設計です。車いすのままご来院いただけます。お子様や高齢の方も検査室・待合室が広く設計されており、体のご負担が少ない受診ができます。またテナント屋上は駐車場になっており、車での来院が可能です。
初診時の持ち物は①マイナンバー・各種医療証②お薬手帳または内服薬リスト③紹介状・健診結果(お持ちの方)④現在使っている眼鏡・コンタクトレンズの箱です。予約は事前にWEB予約または電話(06-6396-3636)から受け付けており、予約の方が優先となります。予約なしでも受付できますが待ち時間が多く発生する場合があります。なお眼底検査(散瞳検査)が必要な場合は4時間程度見えにくくなるため、できれば公共交通機関でお越しください。
院長の大浦嘉仁は大阪大学医学部卒業後、阪大病院(硝子体手術件数全国7位)・大阪労災病院(硝子体手術件数全国3位)・社会保険紀南病院(白内障手術1,800件/年)で研鑽を積みました。大阪大学大学院で医学博士号を取得し、加齢黄斑変性・網膜色素変性症の研究で国際学会(ARVO)での発表・受賞歴もあります。白内障・網膜硝子体疾患・緑内障・眼瞼下垂・翼状片など幅広い手術治療の実績があり、累計手術件数は8,000件超です。日本眼科学会眼科専門医・難病指定医の資格を持っています。
予約優先での診察となりますが、予約なしでも受け付けております。
WEB予約はいつでも取得可能です(https://oura-ganka.reserve.ne.jp/)。混雑状況によってはお待ちいただく場合があります。
はい、散瞳(瞳孔を広げる)検査を行った場合、点眼薬の効果が3〜5時間続き、その間はまぶしく感じたりぼやけて見えるため、自動車・バイク・自転車の運転はできません。
散瞳検査の予定がある際は、公共交通機関か送迎でお越しください。検査が必要かどうかは診察前にスタッフにお尋ねいただければご説明します。
はい、対応しております。診察後にコンタクトレンズを交付するかたちになります(販売のみは行っておりません)。
取扱い商品や料金の詳細は当院にお問い合わせください。
予約優先での診察となるため、WEB予約をされた方が優先されます。予約なしの場合は状況によってお待ちいただく時間が長くなる場合があります。
WEB予約は24時間受け付けており(https://oura-ganka.reserve.ne.jp/)、スムーズなご来院のため事前予約をお勧めします。
診療案内
いいえ。近視でも、遠視でも、乱視でも、ある年齢になると老眼になります。
正確に言いますと、きちんと矯正して(つまり、コンタクトレンズや眼鏡などで正視の状態にしておけば)、近視でも遠視でも老眼鏡が必要となる年齢は同じです。
遠近両用コンタクトレンズを使い始められる方の年齢は、42~43歳ぐらいです。その中には、遠視の方も、近視の方も、そして正視の方もおられます。
おそらく、核白内障の進行が考えられます。
この白内障は、近視が進行することがあります。
目がちょうど老眼鏡をかけたような屈折の状態となり、そのため近くが見やすくなります。一方で遠くは見づらくなります。
白内障だけではなく、ひとの目の近視、遠視、乱視の状態などは、年齢とともに少しずつ変化しています。
これまでと違う変化があったり、違和感、見づらいと感じたりする場合は、まずはご相談ください。
1月から10月頃までさまざまな種類の花粉が飛散しています。
キク科の植物(ヨモギ・ブタクサなど)が秋の花粉症を引き起こす代表的なものです。
花粉飛散開始2週間前から抗アレルギー剤の予防投与を行えば、花粉症の症状が出ない、あるいは出ても軽症で済むことが分かっています。
毎年花粉症でお悩みの方は、予防投与についてご相談下さい。
充血止めを主に目的としてうたっている点眼薬があります。これらの点眼薬には、血管収縮剤が含まれており、点眼すると血管が収縮します。ことにより眼が白くなり赤さが消えます。
このような点眼薬を常用する際の注意として、
①血管が常に弛緩した状態になってしまい、かえって常に充血した眼になってしまう可能性がある
②充血は眼になにかしらの異常がある警報です。目に感染症が起こった場合、このような充血止めの点眼薬を点眼している手遅れになる可能性がある
このような問題があります。
眼が赤くなったら、まず受診し、相談してください。
本当です。特に、疫学調査で明らかになっているものとしては、白内障と黄班変性症と呼ばれる疾患があります。
たばこは、体にいろいろと害を与えますが、目でも障害を引き起こします。
取り扱っておりますが、販売のみをすることはできず、診察後にコンタクトレンズを交付するかたちになります。
取扱い商品や料金など、詳しくは当院にお問い合わせください。
白内障手術、緑内障手術、眼底疾患に対する硝子体手術、翼状片手術、などをおこなっています。
当院に入院施設はありません。当院は日帰り手術のみになります。手術前後の通院が不安な方は一度ご相談ください。お住いの近隣の眼科医と連携して診療させていただきます。
重症な眼疾患の患者さん、手術が長時間に及ぶと予想される患者さん、術後合併症が懸念される患者さんは、提携病院で入院・手術を行うようにしております。まぶたの手術、白内障手術、緑内障手術、軽症の網膜硝子体疾患の手術は日帰りで可能です。
手術室の清浄度を高め、術前、・術後に抗菌剤の点眼、内服を行うなど、当院では術中・術後感染に十分注意しております。また、当院で指示した術後計画をきちんと守っていただければ、感染症になる確率は入院時と比べても大きく変わらないと考えます。
どうしても日帰り手術が心配な方はご相談ください。提携病院への紹介も行っております。
目薬は点眼回数、量を多くすればよく効くというものではありません。副作用が出ることもあります。目薬は1回1滴で十分です。指示された回数を守り確実に行うことが大切です。
点眼の麻酔薬のみで行うことのできる方もいらっしゃいますし、痛みにとくに敏感な方には、注射の麻酔や緊張の和らげる笑気麻酔(吸入麻酔)を使います。
「多焦点眼内レンズ」という人工の水晶体レンズのことです。
当院でも取扱いがございますので、ぜひご相談ください。
①初診(現在の状態確認・手術の可否説明)→②術前検査(角膜・眼軸・眼底など各種検査・採血・説明・同意書)→③手術当日(点眼麻酔・手術・術後休憩・帰宅)→④翌日以降の術後診察
当院では検査・説明を1回にまとめて行えるため、何度も通院する必要が少ないのが特長です(約1〜1.5時間)。
術前検査の数日前からコンタクトレンズの使用を中止してください(ソフトレンズ1週間前・ハードレンズは2週間以上前から)。
アルコール・激しい運動は手術前日から控えてください。術当日は必ずノーメイクでお越しください。また運転はできませんので公共交通機関かご家族の送迎でお越しください。
担当医から個別の指示がある場合はそちらを優先してください。
①手をよく洗う②下まぶたを軽く引いて結膜のくぼみに1滴落とす③点眼後は目を閉じ、目頭(涙点)を1〜2分軽く押さえる(薬の吸収を高め全身への流れを防ぐ)④2種類以上の点眼薬は5分以上間隔を空ける⑤容器の先を目・まつ毛に触れさせない。
緑内障の点眼は毎日継続が最重要ですので、差しやすい方法を一緒に考えましょう。
スマートフォンの長時間使用は近視の進行・眼精疲労・ドライアイの悪化に関連することが報告されています。特に子どもの近視進行への影響が世界的に注目されています。
「画面から30cm以上離す」「30分に1回は遠くを見る」「就寝前のスマホを控える」などを習慣にしましょう。子どもの近視が心配な方はマイオピン・オルソケラトロジーの相談もできます。
目の周りを強くぶつけた場合、外見上は問題なく見えても眼内に出血・網膜損傷が起きていることがあります。
特に①視力が落ちた②物が二重に見える③目が痛い④飛蚊症が急に増えた、という症状があれば必ず受診してください。症状がない場合も、不安であればご受診いただくことをお勧めします。
必要です。散瞳(瞳孔を広げる検査)によって診断精度が20〜30%向上するという2024年のデータがあります。無散瞳での検査では初期変化が見落とされやすく、特に白内障や角膜に問題がある場合は撮影が困難になることもあります。散瞳後3〜5時間は車の運転ができないため、その日は公共交通機関で来院するか、検査日と運転日を分けてスケジュールしてください。糖尿病網膜症は早期発見が視力を守る最大の手段です。
受診してください。鼻側から白目が黒目(角膜)に入り込んでいる場合、「翼状片」の可能性があります。翼状片は充血や角膜乱視による見えにくさを引き起こします。特に角膜の中央部に近づいている場合は早めの手術が望ましく、放置して中央まで進行すると手術後も濁りが残って視力が戻りにくくなります。白内障がある方も翼状片による乱視が眼内レンズ度数のずれを招くため、白内障手術前に対処が必要です。一度現状を評価してもらいましょう。
関係があります。視覚障害があるとうつ病になりやすいことが研究で報告されています。重要なのは、視覚障害の重篤さに関係なく、軽い見えにくさでもメンタルヘルスへの影響があるという点です。人が知覚から得る情報の約60%は眼からとされており、その情報が遮られることは生活への影響が大きいです。見え方の不調で気分が落ち込んでいる場合、視力の改善(白内障手術等)によって気分も改善するケースがあります。「眼が気になって不安になる」という悩みも含め、気軽にご相談ください。
3点とも注意が必要です。①メイクはベースメイク・アイメイク含め完全にノーメイクでお越しください。術前に目の周りを消毒するため清潔な状態が必要で、術後3日間は洗顔もできません。②車・バイク・自転車での来院はしないでください。手術で瞳孔を開く目薬を使うため術後は視界がぼんやりします。公共交通機関かご家族の運転でお越しください。③普段飲んでいる薬(糖尿病・高血圧・循環器系など)は自己判断でやめず、術前検査時にお薬手帳を持参して医師に確認してください。
術後すぐに注意していただきたい主なことは以下です。①自分での車・バイク・自転車の運転は医師の許可が下りるまで控えてください。②術後3日間は洗顔ができません。濡れタオルで顔を軽く拭く程度にしてください(化粧水は目の周りを避ければOK)。③目を手でこすらないようにしてください。④処方された目薬を指示通りに続けてください。その他の制限(入浴・運動・飲酒等)については手術後に医師から説明がありますので、必ずそれに従ってください。
受付後、問診票のご記入→視力・眼圧・屈折などの基本検査→医師による診察の流れになります。症状によっては追加検査(眼底検査・OCTなど)を行うことがあります。眼底検査を行う場合は散瞳(瞳孔を広げる目薬)を使用するため、検査後3〜5時間は車の運転ができなくなります。初めての受診の際は保険証・お薬手帳(お持ちの方)・眼鏡やコンタクトレンズをお持ちください。予約をされた方が優先になりますが、予約なしでも受付できます。
これまでに約8,000件以上の手術実績があります。院長は大阪大学医学部眼科学教室出身で、阪大病院(硝子体手術全国7位)・大阪労災病院(硝子体手術全国3位)・社会保険紀南病院(白内障手術1,800件/年)といった国内トップレベルの施設で経験を積んだ後、当院を開院しました。手術時間は約5分と短く、日帰りで受けられます。術後翌日から日常生活にほぼ支障なく過ごせます。
主な特徴は以下です。①実績:これまで約8,000件以上の手術実績があります。②日帰り:入院不要で当日帰宅可能、手術時間は約5分程度です。③術後の見え方:手術直後からある程度見え、当日からシャワーも可能で日常生活への支障が少ないです。④眼内レンズの選択肢:単焦点から多焦点(老眼矯正)まで、生活スタイルに合わせたレンズ選択ができます。⑤一貫したケア:手術前の検査から術後の経過観察まで同じクリニックで対応するため、継続的なフォローが受けられます。
当院の提携先病院として、大阪大学医学部附属病院・淀川キリスト教病院・中之島アイセンター・大阪回生病院・オキュロフェイシャルクリニック大阪・JCHO大阪病院・福島アイクリニックがあります。当院での対応が難しい高難度症例や全身麻酔が必要な場合(小児の手術等)は、患者さんにとって最善と判断した提携先へご紹介します。院長が大阪大学眼科学教室出身のため、大学病院との連携もスムーズです。
手術後3日間は入浴・洗顔・洗髪を制限し、シャワーのみ可能です(術後当日〜2日目は首から下のみ)。
メイク・喫煙・飲酒は手術後1週間が目安です。運動は手術内容によって異なり、散歩程度は3日後から、激しい運動は2週間後以降になります。
術後の目薬(抗菌・抗炎症)は約2〜4週間継続します。
現在の主流である「遊離結膜弁移植」では、初発の翼状片は90%以上が初回手術で治ります。以前は再発予防に抗がん剤(マイトマイシンC)を使う方法がありましたが、現在ではこの処置なしに遊離結膜弁移植のみで良い成績が得られています。ただし何度も再発を繰り返す「再発翼状片」については、マイトマイシンCや羊膜移植が必要になることがあり、大学病院などの専門施設での対応になります。手術時間は20分程度です。
院長おすすめの方法をお伝えします。①手を石鹸で洗う
②顔を少し上に向けて下まぶたを軽く引き、目薬を持った手のひらをほお骨に当てて固定する(手が震えにくくなります)
③容器の先がまつ毛やまぶたに触れないよう注意して1滴落とす
④目を閉じたままパチパチせず1〜5分待つ
⑤あふれた目薬はティッシュで拭く。複数の目薬がある場合は5分以上空けてから次をさしてください。点眼後にパチパチまばたきするとせっかくの目薬が鼻に流れてしまうので注意です。
1回につき片目1滴で十分です。何滴さしても目から溢れるだけで効果は変わりません。複数の目薬がある場合は5分以上間を空けてから次の目薬をさしてください。続けてさすと先にさした目薬が後の目薬で流れてしまいます。また、開封した目薬は1ヶ月を目安に使い切り、残っていても処分してください。他の人に貸し借りすることもNGです。
手術していない目も、当日は眼鏡でお越しいただくことをお勧めします。手術中はコンタクトレンズが入った目がゴロゴロしてきても外したり目薬をさすことができないためです。手術終了後、帰宅前にコンタクトレンズをつけていただければ大丈夫です。補聴器をご使用の方も術前に外すことをお勧めしていますが、「聞こえないと不安」という場合は手術しない方の目の側のみ使用できる場合もあります。事前に医師にご相談ください。
診療時間は午前9:00〜12:00(月〜土)、午後15:15〜18:15(月・火・水・金)です。木曜午後は手術のため休診、土曜午後・日曜・祝日は休診です。WEB予約は24時間受け付けています(https://oura-ganka.reserve.ne.jp/)。お電話でのご予約・お問い合わせは06-6396-3636まで(受付時間は診療時間と同じです)。当院は阪急三国駅から徒歩約1〜2分、三国駅前クリニックモール2階です。
コンタクトレンズの処方に対応しています。ただ初めての方は装用練習などで時間がかかりますので、必ずご予約のうえご来院ください。レンズの装用がうまくいかない場合は、後日あらためてご来院いただくことがあります。受付終了30分前までにお越しください。コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、眼科での定期検査が必要です。ご自身の眼の状態(ドライアイ・角膜の健康状態)に合ったレンズを選ぶためにも、市販品ではなく眼科での処方をお勧めします。
白内障
麻酔を行いますので、ほとんどの方は痛みを感じません。
手術後の視力にもよりますが、メガネなしでも十分に視力が保たれていれば可能と思われます。但し、手術後しばらくは炎症もありますので、術後の診察を受けながら医師の指示にしたがってください。
術後の診察で視力回復が確認できれば翌日からでも可能です。
傷口から細菌が入ることを予防し、傷の治癒を早める薬です。
特に術後合併症である「眼内炎」(細菌が創口から入り眼の中で炎症を引き起こす)にならないように、点眼は必ず守ってください。
白内障は、メガネをかけて改善するものではなく、治療法として症状が進行していない場合には、点眼にて進行を予防し、経過観察を行うことになります。
ただし、点眼治療には限界があり、白内障が進行し、日常生活に不便をきたすようになりましたら、濁った水晶体を取り除く手術が必要です。
水晶体を取り除いた後は、網膜にピントがあわない状態になりますので、そこに水晶体の代わりとなる人工の眼内レンズを埋め込みます。
白内障による視力低下のほとんどの場合は、きちん手術を受ければ効果的な視力回復が得られます。
主に加齢を原因として濁ってしまった水晶体を、人工の眼内レンズと取り換える手術です。
点眼での局所麻酔の上、角膜周辺部を2~3ミリ切開し、ここから水晶体を取り出し、代わりに眼内レンズを挿入します。
術後、傷口は自然に塞がりますので、縫う必要はありません。約5分の手術です。
濁った水晶体を砕いて取り出し、プラスチックの人工の水晶体を、2.4mmの角膜の切開創から挿入します。麻酔は、前房麻酔と点眼麻酔、吸入の低濃度笑気麻酔を使用しますので、痛みはほぼ感じません。手術時間は約5分程度で、日帰り手術になります。術後は片眼の手術ならばガーゼと保護眼帯をしますが、両眼の場合は透明のゴーグルのみで帰宅します。
当院では両眼同時手術を行っています。仕事やご家庭の都合で休みがなかなか取れない方が希望されることが多いです。手術当日は、透明のゴーグルを装用するため手術当日は見えにくいですが、翌日からはある程度はっきり見えて仕事復帰が早期に可能になります。
緊急性はなく、「生活に支障が出てきたら手術のタイミング」というのが一般的な考え方です。
当院では手術を無理にすすめることはしておらず、患者様の生活スタイルや希望をうかがいながら、手術のタイミングを一緒に考えます。「視力がいくつになったら手術」という固定の基準はなく、不便さの程度が判断の目安になります。視力という指標以外にも、コントラスト感度の計測や、波面センサーによる不整乱視の増加を調べて、白内障の不快現象を計測します。
通常、手術翌日の診察後1日~3日で視力検査をして視力が両眼で0.7以上を確認できれば運転が可能です。術後すぐは見え方が安定していないことがあるため、必ず医師の許可を確認してから運転を再開してください。
手術当日および翌日は必ず公共交通機関またはご家族の送迎でお越しください。
多焦点眼内レンズではハロー(光の輪)・グレア(光のにじみ)が単焦点より出やすい傾向があります。特に夜間の運転時に対向車のライトが気になる方がいます。
最新のプレミアムレンズ(当院ではビビティ・Intensity等を取り扱い)ではこの問題が大幅に改善されています。夜間運転が多い方への適応は診察で慎重に判断します。
選定療養(保険+レンズ代追加)のレンズは片眼で概ね30~38万円前後の追加費用がかかります。完全自費のプレミアムレンズはそれ以上になります。詳しくは診察でご説明しますが、使用するレンズの種類によって費用が異なります。
費用が掛かる印象があるかもしれませんが、白内障手術は生涯に1度きりで、基本的には眼内レンズを入れ替えることはないので、レンズ選びを後悔しないようにしましょう。
白内障手術のタイミングで多焦点眼内レンズを選択することで、白内障と老眼を同時にアプローチすることが可能です。
ただし多焦点レンズは全員に向くわけではなく、ライフスタイル・眼の状態によって向き不向きがあります。「遠くも近くも眼鏡なしで見たい」という希望がある方はぜひご相談ください。
個人差が大きく、数年かけてゆっくり進む方から、1年で急激に進む方までさまざまです。糖尿病・ステロイドの長期使用・紫外線への多量曝露は進行を早める要因です。
「以前より見えにくくなった気がする」と感じたら、現状の程度を確認するためにご受診ください。
これはよく起こる誤解です。白内障手術で挿入する単焦点眼内レンズは「一か所にしかピントが合わない」ため、遠くにピントを合わせると手元は見えなくなります。もともと近視で眼鏡なしで手元が見えていた方が「遠くが見たい」と伝えると、医師は「手元は老眼鏡でOKで遠くを裸眼で見たい」と解釈することがあります。次回手術の際は「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」「楽譜を見たい」など具体的な行為で希望を伝えると意思疎通のずれがなくなります。
もともと近視の方は「近見狙い」がお勧めです。眼鏡なしで手元が見えていた生活習慣を変える必要がなく、術後のストレスが少ないためです。遠くは眼鏡を使うことになります。一方、もともと遠くが見えていた方は「遠見狙い」が基本です。単焦点レンズで両方を裸眼でカバーするのは難しいため、生活スタイルに合わせた選択が大切です。「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」など具体的な希望を先生に伝えましょう。
白内障手術後は目の屈折度数が変化するため、術前の眼鏡が合わなくなることはよくあります。手術で水晶体(自分のレンズ)を取り出して人工眼内レンズを挿入するため、目の光学系全体が変わります。特に眼鏡の度数が強かった方や、手術前の見え方と大きく変わった方は新たな眼鏡が必要になります。術後1〜3ヶ月ほど視力が安定したら眼鏡処方を行います。术后すぐに眼鏡を作り直すのではなく、担当医に視力が安定したタイミングを確認してから眼鏡店へ行くようにしてください。
中近両用眼鏡は見え方に慣れるまで時間がかかることがあります。白内障手術後に単焦点眼内レンズを入れた場合、遠見または近見にピントが合っていますが、その他の距離は眼鏡で補う必要があります。中近両用眼鏡は上部が遠距離・下部が近距離に対応しており、適切に使いこなすと生活の質が上がります。慣れない場合は度数調整が必要な場合もあるため、眼鏡店だけでなく眼科でも相談してください。術後の視力は1〜3ヶ月かけて安定するため、安定前に作製した眼鏡が合わなくなることもあります。
通常の単焦点眼内レンズを使用する白内障手術は健康保険が適用されます。3割負担の場合、片眼で約45,000〜60,000円程度が目安です(検査・診察料含む)。多焦点眼内レンズ(老眼も改善できるタイプ)は「選定療養」として一部は保険適用・差額は自費となります。当院の多焦点レンズの費用は診察時にご説明します。高額療養費制度の対象になる場合もありますので、術前にご相談ください。
当院では白内障手術と緑内障手術を同時に行うことが可能な場合があります。白内障手術で水晶体を取り除くこと自体が眼圧を下げる効果があるため、軽度〜中等度の緑内障であれば白内障手術のみで緑内障進行を抑えられることもあります。また微小な緑内障デバイス(iStent等)を白内障手術と同時に挿入する方法もあります。患者さんの緑内障の状態・病期によって適切な術式が変わりますので、診察で詳しくご説明します。
おおうら眼科では以下の流れで進みます。①初診・精密検査(眼内レンズ度数計算含む)→②手術前の採血・全身検査(必要な場合)→③手術当日(日帰り)→④翌日検診→⑤2、3日後診察→⑥1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後検診。手術前に最低2回の来院が必要です。手術当日は瞳孔を開く目薬を使用するため自分での運転は不可、ノーメイクでお越しください。術後は処方された目薬を毎日継続してください。
おおうら眼科での手術後の目安は以下です。①シャワー:首から下は当日から可能②洗顔・洗髪:手術3日後から可能③デスクワーク・軽い家事:翌日から可能④車の運転:医師の許可が出てから(通常3日後~1週間程度)⑤プール・ジョギング:術後1週間後程度制限⑥目をこすること・圧迫:1ヶ月禁止。個人差や術式によって異なりますので、必ず術後の診察で医師に確認してください。目薬は術後1〜2ヶ月間続ける必要があります。
保険適用の単焦点眼内レンズを使用した場合、3割負担で片眼あたり約5.5万円前後です(術前検査含む)。
多焦点眼内レンズを選んだ場合は選定療養(レンズ代の差額のみ自費)または完全自費となり、追加費用が発生します。詳細は診察時にご説明します。
白内障の典型症状は「視界のかすみ」「まぶしさの増加」「視力の低下」「物が二重に見える」などです。ただし、ドライアイ・角膜の病気・緑内障でも同様の症状が出ることがあります。
「白内障かも」と思ったらご受診ください。検査で確認できます。
白内障とドライアイはどちらも「かすむ・ぼやける」という症状が出ますが、ドライアイはまばたきをすると一時的に見え方が改善する傾向があります。白内障はまばたきをしても改善しません。
ただし両方同時に起きているケースも多く、自己判断は難しいため、受診して検査で確認することをお勧めします。
完全な予防は難しいですが、①紫外線対策(UVカットサングラス・帽子)②禁煙③糖尿病・高血圧の管理④バランスの良い食事(抗酸化物質を含む野菜・果物)が有効とされています。
40歳を過ぎたら定期的な眼科検診で早期発見することも重要です。
よくある症状は「ものがかすんで見える」「まぶしい(特に対向車のライトが真っ白になるほど)」「ものが2重3重に見える」「夜間や暗い場所で見えにくい」などです。原因は加齢によるものが最多ですが、アトピー・糖尿病・外傷・薬剤副作用でも起こります。残念ながら現在の医学では点眼薬では白内障を治すことはできません(進行を遅らせる効果は期待できます)。視力低下や日常生活への支障が出てきたら手術を検討するタイミングです。
白内障手術
手術当日からは、透明なゴーグルをした上でできるだけ安静にしていただきます。
詳しくは、白内障手術後の注意事項(リンク)をご覧ください。
麻酔は点眼によるもののみですので、注射を使用する麻酔は通常必要はありませんがご希望の場合、笑気麻酔という気持ちが落ち着くガスを吸っていただくこともできます。
ほとんど痛みなく手術を終えていただけます。
眼内レンズが濁ることはありません。
眼内レンズを入れる水晶体嚢が濁ってしまうことがありますが、
その場合はレーザーによって水晶体嚢に小さな穴を開けることで解消できます。
その後、水晶体嚢に濁りが再発することもありません。
白内障手術を行っても、「思ったより良くならない」ことは起き得ます。
角膜疾患、糖尿病網膜症、緑内障、黄斑部疾患などにより、そもそも視力が低下している場合が該当します。
おおうら眼科では、患者一人ひとりの眼、お身体の状態を把握し、どのような改善が期待できるかということを事前にしっかりとご説明いたします。
はい、可能です。ただし、手術直後は両眼ともぼんやりとしか見えないといったデメリットもありますので、すべての方にお勧めできるものではありません。
また片眼術後に屈折誤差が出た場合、もう一方の眼のレンズ度数を補正して、手術を行っています。
おおうら眼科では片方ずつの手術をおすすめしています。
多焦点眼内レンズ手術の場合は、そのレンズが合うかどうかも確認する方が望ましいのでもう一方は1週間後の手術をおすすめしています。
まずは一度、ご相談ください。
手術翌日は、必ず朝一番に診察へお越しください。
手術直後から1週間ほどは、合併症になる可能性が最も高い期間です。
合併症を引き起こしてしまうと、視力の低下や再手術などに繋がります。
当院では手術後の定期検診として、手術後翌日朝一番、3日後、1週間後、2週間後、1か月後、2か月後、3か月後に検査・診察にお越しいただいています。
※上記日程は目安となります。目の状態によって、受診していただく頻度が変わることがあります。
医師の指示に従い、必ず検査・診察を受けましょう
糖尿病や高血圧、循環器系のご病気などで普段から飲んでいるお薬があれば、手術前の検査の時にお薬手帳を医師や看護師にお見せください。
自己判断で「今日は手術だから、飲むのをやめておこう」と控えるのは、かえってお体に負担がかかる場合もあります。
服薬していいかどうか、必ず医師や看護師に確認してくださいね。
当日は眼鏡をかけてお越しいただき、手術が終わってからコンタクトレンズを付けていただくことをおすすめしています。
手術中はコンタクトレンズを付けた目がゴロゴロしてきても、外したり目薬をさすことができません。
そのため、手術直前まで眼鏡をかけてお過ごしいただき、手術終了後お帰りの前にコンタクトレンズをつけていただくのがおすすめです。
手術中に消毒液などがかかってしまう可能性があるため、手術直前に外すことをおすすめしています。
ただ「聞こえないと不安だな……」「手術中に医師の指示が聞こえなかったらどうしよう?」とご不安な場合は、医師と相談したうえで手術しない目の方のみつけていただくことも可能です。
手術前の検査の時に、医師にご相談ください。
部分入れ歯か、総入れ歯かなど状態によって判断が変わりますので、事前に医師にご相談ください。
手術は仰向けに寝た状態で行うため、手術中に入れ歯が取れてしまった場合窒息する可能性もございます。
「入れ歯を外して手術を受ける」と決めた場合は、手術直前に外していただけますのでつけたまま保管ケースをかばんに入れてお越しください。
単焦点は遠くまたは近くの一か所にのみピントが合うレンズです。術後も眼鏡が必要な場面があります。
多焦点眼内レンズは遠・中・近の複数距離にピントが合い、眼鏡が必要な場面を大幅に減らせます。ただしハロー・グレア(光の輪やにじみ)が出やすい点や、慣れるまでに時間がかかる場合があります。
どちらが向いているかは生活スタイルによって異なりますので、診察でご相談ください。
失敗ではない可能性があります。多焦点眼内レンズは「眼鏡に頼る機会を減らす」ためのものであり、完全に眼鏡を不要にするものではありません。特にスマホの「既読」のような非常に小さな文字は見えにくくなる場合があります。実際の症例でも、右眼術後に手元が見えにくいと訴えがあり、左眼手術の際に手元重視のレンズ計算に変更することで近見視力が改善したケースがあります。術後に見えにくさを感じた場合は遠慮なく医師に相談してください。両眼の度数バランスで対応できる場合があります。
アトピー性皮膚炎や外傷、ステロイド薬の長期使用、糖尿病などが若年層の白内障の原因になることがあります。特にアトピー性皮膚炎は目の周りを強くこする習慣があることで若い年齢での白内障を引き起こすことがあります。また生まれつき(先天性)の白内障もあります。若年層の白内障でも手術の適応となる場合があり、治療方針は年齢・原因・進行度によって異なります。「まだ若いから」と放置せず、まず眼科を受診して原因と現状を確認することが大切です。
手術のタイミングは視力だけでなく生活への支障度で判断します。「運転が怖くなった」「字が読みにくい」「料理をするのが不安」など日常生活に影響が出てきたら手術を検討するサインです。白内障は放置すると徐々に進行しますが、適切なタイミングで手術すれば視力は回復します。逆に極度に進行した状態(過熟白内障)では手術が難しくなる場合があるため、早すぎず遅すぎないタイミングが重要です。まず定期的に経過観察を続けながら医師と相談してください。
近見視力の低下が原因です。遠くが見える視力と近くの細かい文字を見る視力(近見視力)は別物で、特に老眼が始まると近見視力が低下します。「既読」のような非常に小さな文字は近見視力が0.5〜0.6以上ないと見えにくくなります。近見視力表で測定することで、どの程度の近見視力があるかを確認できます。老眼用の眼鏡やコンタクトレンズの調整、または老眼の治療(多焦点眼内レンズ等)で改善できる場合があります。
多焦点眼内レンズの白内障手術は「選定療養」という仕組みで、手術の基本部分には保険が適用され、多焦点レンズの差額分が自費になります。当院での費用は診察時にご説明しますが、眼内レンズの種類により、レンズの代金のみで片眼で約30〜38万円の差額が目安です。それに加えて保険診療での手術費用の負担が必要です。多焦点IOLは遠くも近くも見えるようになる可能性がありますが、すべての方に適応できるわけではなく、眼底疾患・緑内障・角膜疾患がある方は適応外となります。まず検査でご自身に向いているかを確認してください。
多焦点眼内レンズは「眼鏡への依存を減らしたい」「老眼と白内障を同時に治したい」という方に向いています。遠くも近くも見えるように設計されており、多くの方が術後の眼鏡使用機会を大幅に減らせます。ただし「完全に眼鏡不要」とはならない場合もあります(精密な作業や夜間運転で老眼鏡が必要になることがあります)。また眼底疾患・緑内障・角膜の不正乱視がある方は適応外となります。検査で適応を確認してから選択しましょう。
老眼は40歳前後から誰もが経験する水晶体の老化現象で、進行を止めることはできません。放置していると老眼鏡なしで近くが見えにくくなるだけでなく、眼精疲労が重なり肩こり・頭痛・吐き気・目のかすみなどの全身症状が出ることがあります。治療法は①老眼鏡②遠近両用コンタクトレンズ③多焦点眼内レンズ(白内障が合併している場合)です。老眼鏡の度数は自己判断で市販品を選ぶより眼科で処方してもらった方が眼精疲労を防げます。
緑内障
一度緑内障になると「治る」ことはありません。点眼治療は、病気の進行を食い止めるために続けて行くものです。しかし、多くの患者さんは、この点眼治療を続けることで、健常な方と同じような生活を送っていらっしゃいます。
日本人の中途失明の原因疾患の第1位は緑内障です。
ただし、早期発見・早期治療すればそうした事態を避けることは可能です。
緑内障が進行していても、片方の眼が見えているから放置とういう方もいらっしゃいますが「片方の眼の視野が狭くなっている」方は、もう片眼も相応に緑内障が進行している事が多く、そうなると治療しても思うような結果が得られないことがあります。
手術治療も、点眼治療同様に、進行を遅らせ、視野が狭くなるスピードをゆっくりにするしかできません。
失った視野を取り戻したり、緑内障の管理から解放されるものではありません。点眼治療を適切に続けてもなお、病気が進行する場合に行われます。
ただし、手術により、点眼数を減らせるケースも多く見られます。
緑内障の病型によります。
ほとんどの方が開放隅角緑内障というタイプで、胃腸薬・風邪薬・抗うつ薬を服用しても問題ありません。閉塞隅角緑内障というタイプの方は多くの薬に注意が必要です。閉塞隅角緑内障タイプは場合によっては緑内障発作が起きてしまうことがありますが、レーザー治療や白内障手術によって、緑内障発作が起きないように予防することが可能です。
緑内障の病型がどちらのタイプなのかは医師にご相談ください。
よく「眼を使わない方がいいですか?」というご質問をいただきますが、眼を使うことで緑内障が進行することはありません。
とはいえ、眼を酷使すると視力低下や眼精疲労などの原因となりえますので、注意が必要です。
食事や運動も、今までどおりで問題ありません。
喫煙は緑内障や白内障の原因になることがあります。身体のためにも、禁煙しましょう。
緑内障の進行を改善に止めたり、治癒したりといったことはできません。
緑内障の治療では、手術を含め、眼圧を下げ、できるだけ緑内障を進行させないことを目的としています。
それだけに、早期発見・早期治療が大切になります。
当院では全例日帰りで緑内障手術を行っています。レーザー手術(SLT)・メスを使う手術(MIGS等)どちらも日帰り対応が可能です。
術後は眼圧が安定するまで診察回数が白内障手術より多くなりますが、入院の必要はありません。
緑内障は早期発見・適切な治療を続けることで、多くの方が一生涯良好な視野を保てます。失明に至るのは治療を受けずに放置した場合や、非常に進行した状態です。
「眼圧を下げる」ことが唯一確認されている進行予防法です。目薬・レーザー・手術のいずれかで眼圧を適正化し、長期にわたってコントロールしていきましょう。
残念ながら、現時点では緑内障を根治する方法はなく、眼圧を下げ続けることで進行を遅らせる治療です。目薬が効いている間は継続が必要です。
しかし、手術やレーザー治療で眼圧下降がえられた場合、点眼なしでも緑内障が進行せずに経過観察できる場合もあります。
手術によって眼圧が下がり、目薬の本数を減らしたり、中止できる場合もあります。ただし手術で緑内障が「治る」わけではなく、目薬と同様に「眼圧を下げて進行を遅らせる」ことが目的です。
手術後も眼圧の経過観察が必要で、再び目薬が必要になるケースもあります。
すぐに気づいた場合はその時点で点眼してください。次の点眼時間が近い場合は忘れた分は飛ばして、次の時間通りに点眼してください。2回分を一度に点眼することは避けてください。
点眼の継続が難しい場合は、1日1回のプロスタグランジン製剤への変更など相談できます。日々の継続が緑内障の進行を防ぐ最重要ポイントです。
緑内障には遺伝的な要因が関わることがあります。家族に緑内障の方がいる場合は、ない場合より発症リスクが高いとされています。
定期的な眼圧検査・眼底検査・視野検査による早期発見が重要です。40歳を過ぎたら1〜2年に1度の検診をお勧めします。
プロスタグランジン系製剤は点眼後8〜12時間で眼圧降下が最大になります。ヒトの眼圧は午前10〜12時にピークを迎えるため、就寝前の点眼がそのピーク時間に薬効が重なり最も効果的と考えられています。ただし緑内障の方は眼圧ピークが異なる場合もあり、近年では絶対的な推奨ではなくなっています。最も大切なのは毎日忘れず点眼することで、忘れにくい時間帯に習慣化するのが一番です。
忘れたことに気づいたらすぐに1回分差してください。翌日に2回分をまとめて差すことはしないでください。2回分を一度に点眼しても効果が2倍になるわけではなく、副作用リスクが高まります。翌日は通常通り1回差して、就寝前のルーティンに組み込むなど工夫してください。
日本で入手しやすい緑葉野菜としては、ほうれん草・ロメインレタス・チンゲン菜がお勧めです。海外の研究ではケールやコラードグリーンが注目されていますが、これらと同様の食事性硝酸塩と抗酸化成分は日本で手に入るほうれん草やチンゲン菜にも豊富に含まれています。毎日の食事に取り入れやすい形で継続することが大切です。
BMIが高いほうが緑内障の神経線維層の減少がわずかに少ないというデータはあります。ただしその効果は非常に小さく、肥満による血圧上昇のほうがはるかに悪影響です。研究では血圧が10mmHg高いと年間の神経線維層が0.06〜0.08μm余分に減少する一方、BMIが1増えた場合の抑制効果は0.014μm程度です。「緑内障だから太ったほうがいい」という話にはなりません。適正体重を維持しながら血圧を適切にコントロールすることが最善です。
手術で目薬の数を減らせる・やめられる可能性はありますが、視野の回復は期待できません。緑内障治療の目的はあくまで「進行を止める」ことで、すでに失われた視野は戻りません。当院では日帰りで緑内障手術に対応しており、SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)という目薬の代替になるレーザー治療もあります。白内障を合併している場合は白内障手術と同時に緑内障手術を行うことで、より効果的に眼圧を下げられる場合があります。
緑内障の初期は視野が少し欠けていても脳が補正してしまうため、自覚症状がほとんどありません。日本の失明原因第1位でありながら、発見が遅れやすい疾患です。
40歳以上の方は1〜2年に1回の眼圧測定・眼底検査・視野検査が最も効果的な早期発見手段です。当院でも検診に対応しています。
①点眼薬を毎日欠かさず続ける(最重要)②定期検診を受ける③長時間うつむく作業・逆立ちなど眼圧が上がる動作を避ける④喫煙は眼圧上昇・血流悪化につながるため禁煙を推奨、が主なポイントです。
カフェインの過剰摂取・ネクタイの強い締め付けも眼圧に影響するという報告があります。
最近の研究では少量の飲酒でも安全とは言い切れません。2023年のJournal of Glaucoma掲載研究では飲酒量が多いほど視野が早く悪化する傾向が報告されており、週に数日・2杯以下の控えめな飲酒でも緑内障リスクが約1.1〜1.4倍になるデータがあります。また飲酒は高血圧の原因にもなり、高血圧は視神経への血流を不安定にして緑内障を悪化させます。飲まない、または極力減らすことが視野を守るために最もリスクを下げます。
関係があります。睡眠時無呼吸症候群(SAS)では睡眠中に繰り返し呼吸が止まり、夜間低酸素状態が続きます。約8300人を対象とした研究で、睡眠中の酸素飽和度が低い時間が長いほど網膜神経線維層が有意に薄い(緑内障が進行している)ことが示されています。眼圧をコントロールしても視野がじわじわ悪化する場合、この夜の酸素不足が関わっていることがあります。特に正常眼圧緑内障の方は要注意で、SASの治療(CPAP療法)で視野進行が抑制されたとの報告もあります。
ドライアイがある人は起床時に症状が強く出るためかすみを強く感じることがあります。全体的な視界のかすみや見えにくさがあれば、頻度は少ないですが睡眠時無呼吸症候群による低酸素状態が緑内障に悪影響を及ぼしている可能性を否定できません。緑内障と睡眠時無呼吸症候群の検査を受けましょう。
コエンザイムQ10は緑内障の神経保護サプリ候補として注目されています。動物実験では網膜神経節細胞の生存率を約29%改善したとの報告があり、ヒトの研究でも眼圧は変わらないにもかかわらず網膜と視覚野の反応が有意に改善したという結果があります。ただし、あくまで補助的なサポート役であり、目薬などの眼圧を下げる治療の代わりにはなりません。開始前は主治医に相談し、既存治療との併用という形で取り入れてください。
緑葉野菜を積極的に食べることをお勧めします。ほうれん草・チンゲン菜・ロメインレタスなどに含まれる食事性硝酸塩は体内で一酸化窒素に変換され、眼圧を下げる方向に働く可能性があります。大規模研究では硝酸塩を最もよく摂る人は最も少ない人と比べて緑内障の発症が21%低く、特に中心近くの視野が見えにくいタイプでは44%もリスクが低下したとの報告があります。
院長の見解として「体や経済的に大きな負担がなければ飲んだほうが良い」と考えています。グラジェノックスは欧州での研究で眼圧降下効果と進行予防への効果が報告されており、島根大学が2021年に日本人でも同様の効果を論文で報告しています。オプティエイドGLは人間での眼圧降下は未確認ですが、眼血流増加や神経保護効果が確認されています。どちらも点眼薬の代わりにはなりませんが、補助的に取り入れる価値はあります。
血圧の管理が最も重要です。研究では平均血圧が10mmHg高いと年間の神経線維層の減少が有意に速くなることが示されており、その影響はBMIより格段に大きいです。塩分を控えた食事・適度な有酸素運動・禁煙・節酒を心がけてください。また緑葉野菜(ほうれん草・チンゲン菜等)の摂取、いびきや日中の眠気がある場合は睡眠時無呼吸症候群の検査も検討してください。
可能性を示す研究があります。2型糖尿病患者を対象とした研究で、GLP-1薬を3年間使用した患者はメトホルミン単独より眼圧上昇や緑内障の進行リスクが低く、緑内障治療の開始を遅らせられたと報告されています。糖尿病自体は緑内障進行に影響しないとされているため、GLP-1薬自体に緑内障を抑える効果がある可能性が示唆されています。ただし現時点では眼科的目的でGLP-1薬を使用することは適応外です。糖尿病治療を続けながら定期的な眼科検診も忘れずに受けてください。
緑内障は日本の失明原因第1位で、40歳以上の有病率は5%、70歳以上では10%ともいわれています。失明原因1位である最大の理由は「自覚症状が出にくい」ことです。視野は徐々に欠けていくため初期にはほとんど気づきません。また一度失われた視野は回復しないため、気づいたときにはすでに進行しているケースが多いのです。眼圧が正常でも緑内障になる「正常眼圧緑内障」が最も多く、定期検診が唯一の早期発見手段です。
緑内障手術は健康保険が適用されます。SLT(レーザー手術)は3割負担で約15,000〜30,000円程度、メスを使う手術(線維柱帯切除術等)は約40,000〜90,000円程度が目安です(使用する術式・処置により異なります)。高額療養費制度の対象になる場合があります。正確な費用は術前の診察・検査後にお伝えします。白内障と同時手術の場合は費用が変わりますので、診察時にご確認ください。
急性緑内障発作の可能性があります。急性緑内障発作は眼圧が急激に上昇し「激しい目の痛み」「充血」「視界のかすみ」「頭痛・吐き気」を伴います。通常の緑内障はゆっくり進行しますが、急性発作は数時間で視野が大幅に悪化する緊急状態です。そのまま放置すると視力が回復不能になる場合があります。今すぐ眼科を受診してください。夜間・休日の場合は救急眼科を受診してください。
「正常眼圧緑内障」という状態です。日本人の緑内障の約70%は眼圧が正常範囲内(10〜21mmHg)であるにもかかわらず視神経がダメージを受ける正常眼圧緑内障です。眼圧が視神経に対して「その人にとって高い」状態であったり、視神経への血流障害などが関与していると考えられています。治療方針は通常の緑内障と同様に眼圧を下げることが基本です。眼圧が「正常だから安心」ではなく、定期的な視野検査と眼底検査で進行を監視することが重要です。
緑内障手術
100%ではありませんが、ほとんどのケースにおいて、眼圧は低減できます。
点眼薬の量を減らしたり、中止したりといったことも期待できます。
点眼による麻酔をかけますので、麻酔も、手術そのものも、痛みはありません。
あります。緑内障の病気の進行スピードによって、眼圧の上昇がすぐに起こる人と、手術後眼圧コントロールが長期にわたって良好な人に別れます。
点眼薬で眼圧がコントロールできない場合には、再手術が必要になることもあります。
SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)は目を切らずにレーザー照射で眼圧を下げる治療です。術中の痛みが少なく術後の視力への影響も軽微なため、目薬の数を減らしたい方や副作用で目薬が使えない方に向いています。一方、メスを使う「手術」(線維柱帯切除術・iStent等)はさらなる眼圧下降が期待されますが、眼に不可逆的な変化を加えます。当院では日帰りで両方に対応しており、患者さんの状態・生活スタイルに合わせて一緒に選択します。
コンタクトレンズ
当院では10歳以上で医師が管理できると判断した方のみに処方を行います。未成年の場合、保護者によるコンタクトレンズの使用の管理が前提条件です。
当院での購入の場合は、当院での診察が必要です。
ハードコンタクトレンズか、乱視用ソフトコンタクトレンズなら矯正できます。
まず眼科を受診して目の状態を診てもらい、コンタクトレンズが使用できるか確認することが必要です(眼科の処方なしにコンタクトレンズを販売することは法律上できません)。
当院では初めての方にも丁寧にレンズの選び方・使い方・ケア方法をご説明します。お気軽にご相談ください。
はい、必要です。コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、度数が合っているか・目に異常が起きていないかを定期的に確認することが重要です。
自覚症状がなくても、角膜内皮細胞の減少・血管新生などが進行していることがあります。最低年1回の定期検診を受けてください。
当院では乱視なし両眼550,000円・乱視あり両眼600,000円(税込)が手術費用です(術後1年の診察代含む)。
初回の適性検査は保険診療で5,000円かかります。
9〜10年で1デイタイプコンタクトレンズとほぼ同等のコストになります。
多くの方は術後裸眼で1.0以上の視力が得られます(90%以上の患者様で目標視力達成)。日常生活で眼鏡・コンタクトレンズが不要になる方がほとんどです。
ただし老眼の年齢(47〜50歳以上)になると近くを見る眼鏡が必要になる場合があります。
初年度は適応検査(5,000円)+試験装用料(66,000円)+毎月6,600円(両眼・定期検診込み)です。
次年度以降は毎月6,600円のみとなります。長期的にはソフトコンタクトレンズとほぼ同等のコストです。
目のゴロゴロ感は、異物が実際に入っている場合のほか、逆まつ毛(内反症)・ドライアイ・結膜結石・コンタクトレンズのズレなどでも起こります。
異物が見当たらない場合でも症状が続くなら受診をお勧めします。原因を確認して適切な対処をしましょう。
①長時間のPC・スマートフォン使用(まばたき減少)②コンタクトレンズ使用③エアコンの効いた環境④女性(特に更年期以降はホルモン変化で涙が減りやすい)⑤抗アレルギー薬・精神科薬などの服用、が代表的なリスク因子です。
現代人の多くに当てはまる原因が多く、「国民病」ともいわれています。
コンタクトレンズはレンズが涙を吸収するためドライアイ症状が出やすくなります。特に長時間装用・乾燥した環境での使用で症状が悪化します。
対策として①装用時間を短くする②乾燥感が出たら点眼を使う③酸素透過性の高いレンズに変える④症状が強ければ一時的にメガネに切り替えるといった方法があります。
大変危険です。就寝中は角膜への酸素供給が著しく低下し、角膜感染症(角膜潰瘍)のリスクが大幅に高まります。アカントアメーバ角膜炎などの重篤な感染症は最悪の場合失明につながることもあります。
「たまにうっかり寝てしまう」という方も含め、必ずレンズを外してから就寝してください。
絶対にやめてください。プール・川・海・水道水にはアカントアメーバという微生物が生息しています。コンタクトレンズをつけたまま水に入るとレンズと目の間に水が流れ込み、アカントアメーバが付着してアカントアメーバ角膜炎を発症する可能性があります。この角膜炎は最初は自覚症状がなく次第に激痛に発展し、治療薬がなく角膜を削る治療しかなく、視力障害が残ることがあります。水に入る際は必ずコンタクトを外してください。
どれも目に重大なダメージを与える可能性があります。①寝ながら装用:目に酸素が届かず、角膜がダメージを受けます。慢性的に続けると角膜新生血管や潰瘍のリスクがあります。②使い回し:1デイは1日使用前提で作られており、連続使用でタンパク質や脂質が蓄積して細菌が繁殖しやすくなります。③洗顔しながら装用:洗顔料がレンズに付着し目が傷つきます。コンタクトレンズは透析機器と同じ「高度管理医療機器」です。指定された使用方法を守ってください。
遠近両用コンタクトレンズ(マルチフォーカルコンタクト)という選択肢があります。遠くも近くも見えるように設計されており、老眼鏡を常に持ち歩かずに済みます。ただし「遠くの見え方が少し落ちる」「近くが100%見えるわけではない」という特性があるため、度数の選択(加入度数)が重要です。コンタクトの種類・度数を変えるだけで手元の見えにくさが改善した50代の実例もあります。まず眼科で老眼の度数を測定してから処方してもらうことをお勧めします。
眼科専門医が処方するため、眼の状態を総合的に確認した上で最適なレンズを選べます。視能訓練士による検査も行っており、初めてコンタクトを使う方や装用が苦手な方への練習・指導も丁寧に対応しています。通常レンズに加え、カラーレンズ・乱視用・遠近両用のトライアルレンズも豊富にご用意しており、納得いくまでお試しいただけます。コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、定期検査が必要です。
はい、当院では初めてコンタクトレンズを使う方への装用練習・指導を丁寧に行っています。視能訓練士または検査員が責任を持って練習に付き合いますので、一人でできるようになるまでサポートします。最初は怖く感じる方がほとんどですが、多くの方が来院当日にできるようになります。初診時は受付終了30分前までにお越しください(練習や指導のため時間がかかる場合があります)。
はい、定期検査は必要です。コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、正しく使わないと角膜に傷がついたり感染症を引き起こす危険があります。定期的な眼科検査で角膜の健康状態・レンズの合い具合を確認することが重要です。特にドライアイや角膜炎などの問題が起きていても自覚症状がないことがあります。目安として半年〜1年に1回の検診をお勧めします。症状がなくても定期受診してください。
眼瞼下垂(がんけんかすい)は上まぶたが垂れ下がり、黒目を覆って視野が狭くなる疾患です。まぶたが重い・目の開きに左右差がある・視野が狭いといった症状が典型的で、眼の疲れ・肩こり・頭痛・不眠の原因にもなります。原因は加齢・コンタクトレンズの長期使用・先天性などがあります。治療は症状の程度によって異なり、軽度は眼鏡のフレームで持ち上げるなど保存的治療、視野への影響や生活支障が大きい場合は手術(眼瞼下垂手術)の適応となります。当院で対応しています。
結膜下出血は白目(結膜)の下の毛細血管が切れて出血した状態です。見た目は赤く派手ですが、通常は痛みがなく、視力にも影響しません。原因は咳・くしゃみ・いきみ・コンタクトレンズの装用・原因不明などがあります。治療しなくても1〜2週間で自然に吸収されます。ただし、繰り返し起こる場合・外傷後・高血圧・血液をサラサラにする薬を服用中の場合は眼科または内科を受診してください。
小児眼科
リジュセアは選定療養、アトロピンとマイアトロは自費診療となります。リジュセアは選定療養なので、薬剤の代金は自費となりますが、診察代金は保険診療になります。自費診療の場合診察料・薬代を含めた費用の詳細は診察時にご説明しますが、目薬1本(5ml)で両眼1ヵ月分使用可能です。いずれのばあいでも3ヵ月ごとの定期検診が必要です。
今すぐ救急眼科を受診してください。ゴルフボールは特に危険で、サイズが小さいため眼窩骨にブロックされず直接眼球に当たると眼球破裂のリスクがあります。最悪の場合、失明の可能性もある緊急状態です。視力が落ちている・目が開けられない・出血しているような場合は特に急いでください。痛みが少なくても内部で重大な損傷が起きていることがあるため、自己判断せず必ず眼科を受診してください。
目薬だけでは治りにくい状態です。しこりができていたり膿が見える状態になると、点眼薬だけでは根治は困難です。ものもらいはまぶたの病気(皮膚疾患)のため、抗生物質の内服薬と眼軟膏の組み合わせが効果的です。特に子どもは目薬を頻繁に使うのが難しいため、初期から抗生剤を内服して抗菌眼軟膏を使うことが望ましいです。早期に眼科を受診して適切な治療を受けることで、全身麻酔下での切開手術など大きな治療が必要な事態を防げます。
全く異なります。弱視とは「眼鏡やコンタクトレンズをつけても視力が1.0出ない状態」をいいます。近視は眼鏡をかければ見えるようになりますが、弱視は矯正しても視力が上がりません。人間の視力は生まれてから徐々に発達し、3歳ごろに1.0前後、6歳ごろにほぼ完成します。この発達期に何らかの原因で見ることが妨げられると弱視になります。弱視の子どもは普段から見えにくい状態で生活しているため「見えにくい」という自覚症状がないのが最大の特徴です。
就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用し、角膜の形状を一時的に変化させることで日中の裸眼視力を改善する治療法です。
手術不要・可逆性(やめると元に戻る)・近視進行抑制効果もあることから、特にお子様に多く選ばれています。6歳ぐらいから可能ですが、装用時に異物感があるためまずはテストで装用する適性検査を受けていただいて、装用可能かどうかを確かめます。適性検査の予約の前にまず一度受診をしていただきます。
6歳以上のお子様から大人まで幅広く適応があります。年齢が若いほど近視進行抑制効果が高い傾向があります。
近視度数が-4D以下・直乱視-1.5D以下が目安で、適応検査で確認します。
複数の臨床研究でオルソケラトロジーが近視の進行(眼軸長の伸び)を抑制することが確認されています。
当院でも近視進行が速い小児への積極的な活用を行っており、近視抑制効果が期待できます。ただし「完全に止まる」ものではなく、「進行を緩やかにする」治療です。低濃度アトロピン点眼薬(リジュセア、マイオピン、マイアトロ)との併用もご相談いただけます。
低濃度アトロピン(0.01%)を配合した目薬を1日1回就寝前に点眼することで、近視の進行を平均約60%抑制できることが海外の臨床研究で示されています(自費診療)。
副作用としてわずかな確率ですが、まぶしさや遠近調節機能への影響があります。
4〜12歳のお子様が主な対象です(12歳以降も治療を続ける場合があります)。軽度〜中等度(-6D以下)の近視がある場合に適応を判断します。
3ヵ月に1回の定期通院が必要です。
まつ毛が眼球側に向かって生える状態です。まつ毛が角膜・結膜を傷つけるため、目のゴロゴロ感・充血・流涙・光のまぶしさなどの症状が出ます。
乳幼児に多い先天性タイプと、加齢によるまぶたのゆるみが原因の後天性タイプがあります。
近視を「治す」ものではなく、「進行を遅らせる」治療です。すでに進んだ近視の度数を下げる効果はありませんが、これ以上進まないようにすることが目的です。
子どもの頃に近視の進行を抑えることは、将来的な強度近視・網膜剥離などのリスク低下につながるため、長期的に重要な意味を持ちます。
「B」は裸眼視力0.7〜0.9の範囲です。教室で後ろの席だと黒板の文字が見えにくい可能性があります。また近視が今後進行するリスクが高まっているため、できるだけ早めの受診をお勧めします。
眼鏡が必要か・近視進行抑制治療(低濃度アトロピン点眼・オルソケラトロジー)の対象かを含めて診察で判断します。「C」「D」の場合は特に急いでご受診ください。
気になったらすぐに受診してください。斜視は早期発見・早期治療が視機能の発達に直結します。
視力を含む視機能は6〜8歳頃に完成するとされており、それまでに治療を開始できれば回復の可能性が高まります。「様子を見ましょう」と言われてもご不安であればセカンドオピニオンも歓迎しています。
眼鏡で矯正しても視力が十分に出ない状態を弱視といいます。視機能の発達期(6〜8歳頃まで)に適切な治療を行うことで改善が期待できます。
眼鏡装用や、良い方の目をアイパッチで隠して弱視眼をたくさん使う治療が一般的です。お子さん自身が視力の悪さを自覚しにくいため、保護者の気づきが早期発見のカギです。
近視の原因は「近くを長時間見続けること」と関連していますが、スマホ・ゲームだけが原因ではありません。遺伝的要因や屋外活動の少なさも影響します。
1日2時間以上の屋外活動が近視進行を緩やかにするという研究があります。気になる症状があれば検査だけでも受診いただけます。
近視とは、遠くのものが見えにくく、近くのものはよく見える状態です。眼の奥行き(眼軸長)が長くなることで、入ってきた光が網膜の手前でピントを結んでしまうことが原因です。
子どもの近視は学童期に進行しやすく、放置すると強度近視になるリスクがあります。
完全に止めることは難しいですが、進行を遅らせる方法があります。
当院では①マイオピン(低濃度アトロピン点眼:平均60%抑制)②オルソケラトロジー(夜間装用レンズ)③近視抑制眼鏡、④近視抑制ソフトコンタクトレンズ、の4つの選択肢をご提案できます。
お子さんの年齢・近視の度数・生活スタイルによって最適な方法が異なりますので、まずご相談ください。
成人の場合、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で裸眼視力を回復することが可能です。角膜を削らず、レンズを眼内に挿入する安全性の高い手術で、当院でも対応しています。
お子さんの場合は手術適応外ですが、低濃度アトロピン点眼薬やオルソケラトロジーで進行を抑制しながら管理します。
遠視は「遠くがよく見える」わけではなく、「眼の調節力を常に使わないとぼやけてしまう」状態です。
強い遠視は小児の弱視・斜視の原因になることがあるため、お子さんの遠視は早期発見が重要です。大人では眼精疲労・頭痛の原因になることもあります。
子どもの遠視は、程度によって眼鏡が必要かどうかが変わります。軽度なら経過観察でよい場合もありますが、強い遠視は弱視や斜視の原因になるため、早期に眼鏡矯正を始めることが重要です。
「様子を見ましょう」と言われても不安な場合は、ぜひご相談ください。視機能が発達する6〜8歳までの対応が回復の鍵です。
はやり目(流行性角結膜炎)は非常に感染力が強いウイルス性結膜炎です。目やに・涙・手を介してうつります。
タオル・洗面用品は家族と分ける、手を触れたら必ず石けんで洗う、目をこすらないなどの対策が必要です。
症状が治まっても医師が感染力なしと判断するまで学校・プールは禁止です。必ず受診して完治の確認をしてください。
症状の程度・原因によって治療法が異なります。軽度であれば点眼でケアしたり、強く当たっているまつ毛を抜いたりしながら経過観察することもあります。まつ毛が多く・症状が強い場合は手術(まつ毛の向きを変える・まぶたの弛みを修正する)が有効です。
乳幼児の内反症は成長とともに自然に改善することが多く、まず経過観察が一般的です。
乳幼児の内反症は非常によく見られます。多くは成長とともに(3〜4歳頃までに)まぶたの形が変わり自然に改善します。
ただし角膜に傷がつき続けると視力発達に影響することがあるため、「目やにが多い・よく目をこする・涙が多い・まぶしがる」といった症状が続く場合はご受診ください。
子どもは免疫機能が発達途上のため繰り返しやすい傾向があります。また目を触る・こする習慣、不衛生なハンカチの使用なども原因になります。
繰り返す場合は霰粒腫(体質によって脂腺が詰まりやすい)の可能性もあります。まぶたを清潔に保つことと、繰り返す場合は受診して原因を確認することをお勧めします。
色の感じ方が多数の人と異なる状態で、先天性(生まれつき)のものがほとんどです。赤と緑の区別が難しい「赤緑色覚異常」が代表的です。
基本的には血縁のある親族の男性に色覚異常のひとがいることがほとんどです。現時点では根本的な治療法はありませんが、色覚異常があっても日常生活・学校生活には支障なく過ごせることがほとんどです。学校健診での色覚検査の結果が気になる場合はご相談ください。
生後すぐから涙目・目やにが続く場合、先天性鼻涙管閉塞(涙の通り道が生まれつき閉じている状態)の可能性があります。
多くは1歳までに自然に開通しますが、それまでの間は鼻の付け根のマッサージが有効です。1歳を過ぎても改善しない場合はブジー(細い針金で通り道を開ける処置)が必要になることがあります。
眼科は生後すぐの赤ちゃんから受診できます。「目が合わない」「黒目が白い」「目が揺れる」など気になる症状があれば年齢を問わずご相談ください。
視機能は6〜8歳頃に完成するため、それ以前に異常を発見・治療できるほど回復の可能性が高くなります。「気になるな」と思ったら迷わずご受診ください。
屋外で過ごす時間を増やすことが最も効果的です。太陽光に含まれるバイオレットライト(紫色光)が網膜のOPN5という受容体を通じて眼軸の伸長を抑えることが研究で示されています。1日2時間・週13〜14時間の屋外時間が目安として推奨されており、どんな運動をするかよりも「外にどれだけいるか」が鍵です。中国の大規模試験では毎日40分の外遊びを追加するだけで近視発症が有意に減少しました。室内での窓越しの光ではバイオレットライトがカットされるため、実際に外に出ることが重要です。
失明することはありません。先天性色覚異常は視力が落ちたり悪化したりすることはなく、一生涯その状態のままです。色の判別がしにくいこと以外、眼の機能は色覚異常のない人と変わりません。検査は眼科で受けられ、色覚の型(赤がわかりにくい1型・緑が2型・青が3型)と程度を判定します。小学生以上であれば受検可能です。色覚検査を受けることで自分の特性を理解し、色の判別が必須な職業の選択を事前に検討できます。おおうら眼科でも実施しています。
血縁の男性に色覚異常の人がいない場合、孤発例は極めてまれです。ただ、先天性色覚異常はX染色体に依存する遺伝性のため、男性(5%)は女性(0.2%)より発症しやすいです。気になる場合は眼科で色覚検査を受けることをお勧めします。小学生以上から受検可能です。色がわかっていないかもと感じたり、血縁者に色覚異常の方がいる場合は積極的に検査を受けましょう。
関連があります。アレルギー性結膜炎があると近視が進行しやすいことが研究で報告されています。アレルギーによって炎症性サイトカイン(TNFα等)の発現が高まり、眼軸の伸長(近視化)に影響を与えている可能性が示されています。またオルソケラトロジー中の子どもでも、アレルギー性結膜炎がある方が眼軸が伸びやすく、治療中断率も高いとのデータがあります。アレルギーの症状をかゆがっている場合は積極的に点眼薬でコントロールすることが、近視進行を緩やかにするひとつの対策になるかもしれません。
可能性があります。子どものまぶしがりの原因として「先天性眼瞼内反症(逆まつ毛)」が多く見られます。まぶた全体が内側に反り返ってたくさんのまつ毛が目に当たっていると、眼の被刺激性が高まり光をまぶしく感じます。自分でまつ毛を抜いたり切ったりすると、後日硬く尖ったまつ毛が当たってさらに痛くなるため避けてください。子どものうちは90%が成長とともに自然治癒しますが、極端にまぶしがったり常に充血・涙目がある場合は早めの受診が必要です。放置すると角膜に傷が残るリスクがあります。
その可能性があります。弱視や視力の問題があるお子さんに見られるサインとして「片目をつぶって見る」「横目・上目づかいで見る」「顔を傾けて見る」「絵本などを近づけて見る」「片目を隠すと嫌がる」「転びやすい、ものにぶつかりやすい」「お絵描きをすぐ飽きる」などがあります。これらに一つでも当てはまる場合は眼科への受診をお勧めします。弱視の治療は8歳ごろにタイムリミットを迎えるため、早期発見が重要です。
弱視は自覚症状がないため、見えにくそうにしていなくても存在することがあります。特に片目だけに強い遠視・近視・乱視や斜視がある場合、もう一方の目で見えているためサインが出ません。また幼いお子さんは「見えない」という概念がわからず、サインを出せないこともあります。だからこそ3歳児健診の視力検査が重要なのです。3歳は言葉が話せるようになり視力検査ができる最初のタイミングで、この時期に発見して治療を始めることが弱視改善の鍵です。
5歳であれば十分に間に合います。視力や両眼視機能の発達は8歳ごろにほぼ完成し、それ以降は治療効果が得られにくくなります。逆に言えば、8歳前に発見・治療開始できれば改善の可能性があります。治療は主に弱視用の眼鏡をかけること、視力が出にくい目をたくさん使うアイパッチなどです。早く始めるほど効果は高いですが、今からでも遅くありません。まず眼科を受診して検査を受けてください。
受診をお勧めします。学校の視力検査の判定基準はA(1.0以上)、B(0.7以上1.0未満)、C(0.3以上0.7未満)、D(0.3未満)です。B以下の判定は「視力に何らかの問題がある可能性がある」というサインです。単純な近視・遠視・乱視の場合は眼鏡で対応できますが、弱視や眼の病気が隠れていることもあります。特にお子さんの場合は弱視のタイムリミット(8歳ごろ)があるため、早めに眼科を受診して原因を調べることが大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんから受診できます。視機能は1歳半ごろまでに急速に発達し、6〜8歳ごろ完成します。この時期に問題を発見・治療できれば回復の可能性が高まります。受診のサインとして「人やものを目で追わない」「目が揺れる」「黒目が白い」「写真でフラッシュで片目だけ違う色に光る」「よく物にぶつかる・転ぶ」「常に頭を傾けてものを見る」「目を細めてものを見る」などがあります。お子さん本人は見えにくさを自覚しないため、保護者の観察が唯一の発見手段です。
眼科受診をお勧めします。フラッシュ撮影で片目だけ違う色(白・黄色など)に光る場合、網膜芽細胞腫(目の腫瘍)・先天性白内障・網膜剥離などの重篤な疾患のサインである可能性があります。「写真映えが悪いだけ」と放置せず、可能な限り早く眼科で確認してください。多くの場合は問題ないこともありますが、万が一の疾患は早期発見が治療成績に大きく関わります。当院の小児眼科では斜視・弱視をはじめ、乳幼児の目のさまざまな問題に対応しています。
斜視の種類・程度・年齢によって治療方針が大きく異なります。軽度の場合は眼鏡矯正や視能訓練(プリズム眼鏡・遮閉訓練)で改善できることがあります。眼鏡では改善しない場合や弱視を伴う場合は手術を検討します。重要なのは早期発見・早期治療で、視機能が発達する8歳ごろまでに対処できると改善の可能性が高まります。おおうら眼科の小児眼科では斜視・弱視を中心に、乳幼児から対応しています。まず検査を受けてどのタイプの斜視かを確認することが最初のステップです。
オルソケラトロジーとは、特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝中に装用することで角膜の形を矯正し、日中は眼鏡・コンタクトなしで過ごせる近視矯正治療法です。子どもの近視進行を抑制する効果もあることが研究で示されており、当院でも近視進行が気になるお子さんに処方しています。ただし角膜の形や近視度数など適応条件があるため、まず検査が必要です。費用は保険適用外で、初回は検査・レンズ代・装用指導を含め約70,000〜80,000円程度が目安です。
マイオピン(低濃度アトロピン0.01%点眼)は子どもの近視進行を約60%抑制するという臨床データがあり、現在最もエビデンスのある近視進行抑制治療のひとつです。一般的に5〜12歳のお子さんを対象に使われることが多く、当院でも処方しています。いまはより濃度の濃いリジュセア、マイアトロ(0.05%アトロピン)もあり、より効果が期待できます。毎日就寝前に1滴点眼するだけで、ほとんど副作用がないことも特徴です(瞳孔が開く・まぶしいなどの症状がごく軽度出る場合があります)。費用は保険適用外で月3,000〜5,000円程度が目安です。詳しくは診察でご相談ください。
薬のみで治るケースもあります。当院の症例でも5歳のお子さんが手術なしの薬物治療のみで霰粒腫が改善した例があります。一方、しこりが大きくなった場合や長期間改善しない場合は切開手術が必要になります。再発を繰り返す場合(60代女性の症例など)は複数回の切除手術が必要なケースもあります。霰粒腫は放置しても自然に治ることがありますが、大きくなると対応が複雑になるため、早めに眼科を受診して状態を確認することをお勧めします。
EDOFコンタクトレンズという選択肢があります。EDOFとは「拡張焦点深度」を意味し、日中に装用しながら近視の進行を抑制する効果が報告されています。オルソケラトロジーのように就寝中に装用する手間がないため、生活スタイルによってはEDOFコンタクトが合う場合があります。その他にも近視進行抑制加工をした眼鏡や低濃度アトロピン点眼(マイオピン)・外での活動時間を増やすことも有効です。子どもの近視の進行速度や生活スタイルに合わせて最適な方法を選ぶため、眼科でご相談ください。
オルソケラトロジーは保険適用外の自費診療です。当院の費用は初年度(検査・レンズ・装用指導含む)で約70,000〜80,000円程度が目安で、2年目以降はレンズの定期検診費用のみになります(レンズが破損・紛失した場合は購入から半年以内なら費用負担なし、以降は別途費用負担あり)。お子様にも適応があり、近視の進行抑制効果が報告されています。適応基準として近視度数・角膜の形状などがあるため、まず検査が必要です。当院では2種類のレンズを取り扱っています。
オルソケラトロジーは就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用して角膜の形を矯正し、日中は裸眼で過ごせる治療法です。主なメリットは①手術不要・可逆的(やめれば角膜が元に戻る)②子どもの近視進行抑制効果③日中コンタクト不要。デメリットは①毎晩装用する手間②効果が続くのは装用継続中のみ③保険適用外の費用がかかる。レーシックは角膜を削る不可逆的な手術ですが、オルソは角膜を削りません。「まず試してみたい」「手術に踏み切れない」方に向いています。
マイオピン(低濃度アトロピン0.01%点眼)は複数の大規模研究で近視進行を約50〜60%抑制することが示されており、現在最もエビデンスが充実した近視進行抑制治療のひとつです。現在はより効果の高いリジュセア(0.025%アトロピン)、マイアトロ(0.05%アトロピン)もあります。就寝前に1滴点眼するだけで、翌朝のまぶしさや視力への影響がほとんどないことも特徴です。費用は保険適用外で月3,000〜5,000円程度が目安(処方料・薬代含む)です。主に6歳〜12歳のお子さんを対象としており、近視が進み始めた段階での早期開始が効果的です。
当院では近視進行を抑える治療として①マイオピン(低濃度アトロピン点眼)②オルソケラトロジー(就寝中に特殊コンタクトを装用)③EDOFコンタクトレンズ④近視進行抑制眼鏡の4つに対応しています。どれが最適かはお子さんの近視の程度・年齢・生活スタイルによって異なります。また屋外活動を1日2時間確保することも有効と研究で示されています。近視は一度進んだ眼軸を短くすることはできないため、早めの対策が重要です。まず検査で現在の状態を確認しましょう。
ウイルス性結膜炎(流行性角結膜炎=はやり目)の場合は非常に感染力が強く、完治するまで登園・登校は控える必要があります。学校保健安全法で「医師が認めるまで出席停止」と定められています。目やにがドロドロして充血が強い場合は特に注意が必要です。細菌性結膜炎の場合は適切な治療で感染力が落ちれば登園可能なことが多いですが、必ず眼科で診断・判断を受けてください。タオルの共用をしない・手をよく洗うなど、家庭内感染予防も重要です。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジー治療は自由診療ですので、保険適用外、全額自己負担となります。
当院は現金払いのみとなります。ご了承くださいませ。
破損や紛失された場合は、1枚11,000円(税込み)必要となります。
ただし、使用開始から1年間は片目につき1枚限り無料で交換いたします。
また、2年に一度無料でレンズを新しいものに交換いたします。
花粉症やその他アレルギー、ドライアイの方も可能です。オルソケラトロジーは日中裸眼生活のため、コンタクトレンズを気にせずに点眼治療も可能です。
解約、一時中断する場合は1か月前にお申し出ください。解約もしくは一時中断はお申し出後の翌月の月末となります。
その際、レンズを一度返却お願いいたします。紛失している場合は、1枚につき22,000円必要となります。
必ずおおうら眼科へレンズをご返却ください。オルソケラトロジーは治療用のコンタクトレンズであるため、医療機関への返却が必要となっております。
当院で継続して使用することができません。オルソケラトロジーレンズは、契約した眼科で診てもらうことが一般的です。当院で引き続きオルソケラトロジーをされる場合は、当院との契約が必要となります。
はい、装用をやめると角膜の形状は元に戻り、視力も元に戻ります。これは「可逆性」というオルソケラトロジーの大きな特長です。
レーシックと異なり角膜を削らないため、将来的にICL手術や他の矯正方法に変更することも可能です。
フェイキックIOL
-6D以上の近視であればICLがお勧めです。ICLは角膜を削らないため、レーシックのデメリット(衝撃に弱い・ドライアイ・ハロー・グレア)がありません。また-10Dを超える強度近視にも対応できます。レーシックは-6D未満の比較的軽い近視に向いており、近年はSMILEという改良版でフラップを作成しないためより安全です。-6D以下は慎重適応、-3D以下は対応外のため、-7DならICLが適切です。ただし両者にそれぞれリスクがあるため、術前検査と十分な説明を受けた上で決めてください。
ICLはレーシックと異なり、角膜を削らずに眼の中にレンズを挿入して近視を矯正する手術です。強度近視でもレーシックより適応しやすく、ドライアイになりにくい、可逆性がある(レンズを取り出せる)という特長があります。
当院では両眼55〜60万円(税込)から対応しています。
はい、ICL(フェイキックIOL)は角膜の厚さに関係なく手術が可能です。レーシックが角膜を削るのに対し、ICLは角膜を削らずに眼内にレンズを挿入するため、角膜の薄さは原則として適応外の理由にはなりません。
ただし眼内の構造(前房の深さ等)によって適応できない場合がありますので、まず適性検査を受けてください。
-6D以上の強度近視はレーシックでは角膜を削りすぎるため適応外になる場合が多いです。
当院ではそのような方にICL(フェイキックIOL)手術をお勧めしています。ICLは角膜を削らずに眼内にレンズを挿入するため、強度近視でも安全に視力矯正が可能です。まず適性検査からご相談ください。
成人の遠視は、ICL(眼内コンタクトレンズ)による矯正が可能な場合があります。ただしICLは主に近視対応で、遠視の場合は適応範囲が限られます。眼鏡・コンタクトレンズでの矯正が一般的です。
まず検査で度数を確認してから、最適な矯正方法をご相談しましょう。
乱視とは、角膜や水晶体の形状が均一でないため、光がひとつの点に集まらず、像がぼやけたり二重に見えたりする状態です。
近視・遠視と組み合わさって起こることが多く、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できます。ICL手術でも乱視対応レンズ(トーリックICL)があります。
眼鏡・コンタクトが基本ですが、ICL手術では乱視用レンズ(トーリックICL)を使うことで、近視と乱視を同時に矯正することが可能です。
また白内障手術時に乱視矯正用の眼内レンズを選ぶことでも乱視を軽減できます。
ICL手術の術前検査では主に以下を確認します。①角膜の形状・厚み②前房深度(眼内にレンズが入るスペース)③瞳孔径④屈折度数(近視・乱視の度数)⑤眼底(網膜・視神経)の状態。特に前房深度が一定以上ないとICLは適応外となります。検査には散瞳(瞳孔を広げる)が必要なため、当日は車での来院ができません。検査から手術決定までに2〜3回の来院が必要な場合があります。手術日は別日になるため、事前に余裕を持ってスケジュールを組んでください。
ICL手術は一般的に18歳以上で近視度数が安定していることが条件です(20代〜40代が最も多く受けられています)。近視度数はおおよそ-3D〜-18D程度まで対応可能で、特に-6D以上の強度近視ではレーシック(SMILE)より適している場合が多いです。-3D未満は慎重適応となります。乱視も同時矯正できるタイプ(トーリックICL)があります。適応は角膜の形状・前房深度・眼の状態によって変わるため、術前検査が必要です。当院では術前の適応検査から手術・術後管理まで一貫して対応しています。
しばらく経過を見てください。ICL手術後に一時的に炎症が起きて視力が出にくい場合があります。実際の症例でも、手術翌日は右眼が0.4でしたが炎症が治まった3週間後に両眼1.2を達成したケースがあります。特に乱視矯正(トーリックICL)では角膜の形状変化が安定するまで数週間かかることがあります。1ヶ月以上経過しても改善しない場合は医師に相談してください。術後の目薬は指示通り継続することが重要です。
できます。乱視も同時矯正できる「トーリックICL(EVO+)」というレンズがあり、当院でも対応しています。近視と乱視を同時に矯正できるため、術後に眼鏡や乱視コンタクトに頼る機会を大幅に減らせます。乱視の軸・度数によって適応を判断しますので、まず術前検査が必要です。実際に-2.25D近視+-2.75D乱視の症例でも、術後3週間で両眼裸眼1.2を達成した実績があります。
ICL手術は自費診療で、両眼で約55〜65万円程度が目安です(術前検査・手術・術後管理含む)。流れは①術前検査(適応確認・レンズ度数計算)→②レンズ発注(1〜2週間)→③手術当日(日帰り、両眼で1時間程度)→④翌日・1週間後・1ヶ月後検診です。ICLは眼内にレンズを挿入するため角膜を削らず、強度近視(-6D以上)にも対応でき、術後もレンズを取り出せる可逆性があります。20〜45歳の方が対象で、角膜が薄くレーシックができないと言われた方にも適応できる場合があります。
はい、強度近視(-6D以上、眼軸長26mm以上)は合併症リスクが高くなります。眼軸が長くなると網膜が引き伸ばされ、網膜剥離・黄斑変性・緑内障・白内障などが起こりやすくなります。強度近視の方は定期的な眼底検査が特に重要です。また強度近視の方の視力矯正としてはICLが特に有効で、-10Dを超える場合でもレーシックより適応範囲が広いです。視力が急に悪化したり、飛蚊症が急増した場合は早めに受診してください。
結膜結石
結膜(まぶたの裏側の粘膜)に白〜黄白色の小さな石灰化した沈着物ができた状態です。多くは自覚症状がなく、健診や他の症状での受診時に偶然発見されます。
表面に突出して角膜を傷つけるようになると、目のゴロゴロ感・異物感が生じます。その場合は眼科で除去できます。
はい、結膜結石が表面に出て異物感がある場合は、点眼麻酔をして針(またはメス)で除去できます。ほとんど痛みなく短時間で行える処置です。
症状がない場合は経過観察で問題ありません。気になる場合はご相談ください。
慢性的なアレルギー性結膜炎・ドライアイ・眼瞼炎などによる結膜の慢性炎症が原因とされています。
完全な予防は難しいですが、アレルギーやドライアイを点眼などでしっかり治療・管理することで進行を抑えられます。
結膜結石はまぶたの裏の結膜に白い小さな石灰化した沈着物ができた状態です。表面に出てきた結石が角膜に触れることでゴロゴロ感・異物感・痛みが生じます。治療は点眼麻酔をして細い針で結石を除去します。数分程度で終わり、痛みもほとんどありません。再発することがあります。アレルギー性結膜炎・慢性結膜炎がある方にできやすいため、原因となる結膜炎の治療も並行して行うことが重要です。
ものもらい
まずは抗生物質の点眼薬や軟膏、内服薬を1~2週間ほど使用して改善するか様子を見ることが多いです。
炎症が酷い場合は、ステロイドのお薬が出る場合もあります。
点眼薬や軟膏で改善しない場合や、化膿している場合、しこりが大きい場合は切開が必要となります。
医師が診察にて状態を確認して、点眼薬などから開始するか、切開を行うか判断します。
点眼薬や軟膏で改善しない場合や、化膿している場合、しこりが大きい場合は切開が必要となります。
「すぐに治したいので、切開を希望します!」という患者様がいらっしゃいますが、化膿していない状態で切開しても血が出て痛いだけです。
医師が診察にて点眼治療から開始するか、切開するか判断しますので、切開を希望される方は医師にご相談ください。
患者様の目の状態と、診療の混雑状況によって判断が異なります。
ものもらいの切開を希望される患者様は、まずお電話にてお問い合わせくださいませ。
その日の混雑状況により切開が可能である場合は、指定の時間に診察へお越しいただきます。
その際に目の状態を確認し、切開が適切な治療だと判断した場合に行います。
切開を行う場合は、診察終了間際の時間帯に行いますので、お帰りの時間が遅くなります。
また翌日に必ず診察に来ていただく必要がございますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
多くのものもらい(麦粒腫)は点眼薬・内服薬で自然に改善します。ただし大きくなった場合・薬で改善しない場合は切開して膿を出す処置が必要になることがあります。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は自然には治りにくく、ステロイド注射や切開が必要なことが多いです。自己判断で放置せず、悪化する前にご相談ください。
しこりが残っている場合は、目薬をいくら続けても改善しません。目薬は眼に効かせるもので、まぶたには効果が届きにくいためです。しこりが残ったまま漫然と点眼を続けると、かえって治りにくくなります。眼科でまぶたへの治療(内服薬・軟膏・場合によっては切開)を受けてください。放置して膿んで破裂しても完全に治らないことがあり、最終的には切開手術が必要になることもあります。
似ているようで異なります。麦粒腫(ものもらい・めばちこ)は細菌感染による化膿性炎症で、痛みと発赤が特徴です。抗菌目薬・軟膏・内服薬で治療し、膿んだ場合は切開します。霰粒腫は細菌感染ではなくマイボーム腺が詰まって油脂が溜まった肉芽腫で、痛みは少なくしこりが残ります。薬物治療では治りにくく、しこりが大きい場合は切開手術が必要です。関西では「めばちこ」が麦粒腫・霰粒腫の両方を指して使われることが多いです。どちらも早めの眼科受診をお勧めします。
多焦点眼内レンズ
多焦点眼内レンズとは、白内障手術の際に挿入する人工レンズの一種で、遠くと近く、または遠く・中間・近くの複数の距離にピントを合わせることができるレンズです。単焦点レンズとは異なり、眼鏡に依存する機会を大幅に減らすことができます。
多焦点眼内レンズには「選定療養」と「自費診療」の2つの選択肢があります。選定療養では手術費用は保険適用され、レンズ代のみ自己負担となります(片眼20~35万円)。自費診療では全額自己負担となりますが、より高機能なレンズを選択できます(片眼52~57万円)。
以下のような方に適しています。
眼鏡をかけたくない方、夜間運転をしない方、細かいことを気にしないプラス思考の方、眼に他の病気がない方。
逆に、コントラストの微細な変化や光の見え方の変化に敏感な方には向かない場合があります。
主な副作用として、ハロー・グレア現象(暗所で光源の周りに輪が見える、眩しく感じる)、コントラスト感度の低下、見え方に慣れるまでの期間が必要なことがあります。これらの症状は通常、時間とともに改善されますが、個人差があります。
多焦点眼内レンズにより眼鏡の必要性は大幅に減りますが、完全に不要になるわけではありません。従来10回眼鏡をかけていた場面が3回程度(選定療養)、または1回程度(自費の高機能レンズ)に減るイメージです。細かい作業や特定の距離での精密な見え方が必要な場合は眼鏡が必要になることがあります。
個人差がありますが、多くの方は翌日から快適に過ごせます。ただし、完全に慣れるまでには数日から数ヶ月かかる場合があります。脳がレンズの特性に適応する期間が必要で、徐々に自然な見え方になっていきます。
多焦点眼内レンズはハロー・グレア現象により、夜間の光源が眩しく感じたり、光の輪が見えたりすることがあります。そのため、夜間運転を頻繁に行う方や、職業上夜間の精密な作業が必要な方には推奨していません。
はい、乱視矯正機能付きの多焦点眼内レンズもあります。テクニス PureSee、テクニス Odessey、クラリオン panoptics、Intensity、クラリオンvivity、ミニウェルreadyなどは乱視矯正に対応しており、乱視と老眼を同時に改善できます。
稀なケースですが、期間をかけても見え方が改善されない場合があります。その際は6ヶ月ほど経過を観察し、必要に応じて単焦点眼内レンズへの入れ替え手術を行うことがあります(別途費用が発生します)。
2焦点は遠くと近くの2点、3焦点は遠く・中間・近くの3点にピントが合います。5焦点レンズ(インテンシティー)は遠方・遠中・中間・近中・近方すべてにピントが合う最新のレンズです。焦点数が多いほど眼鏡への依存度は下がりますが、コストも高くなります。患者様のライフスタイルに応じて最適なレンズを選択します。
老眼に対して当院では主に2つのアプローチを提供しています。
①白内障手術と合わせて多焦点眼内レンズを挿入する(白内障がある方)
②add-onレンズ(過去に白内障手術を受けた方を対象に、乱視矯正や老眼改善のためのレンズ追加)
眼鏡なしで快適に過ごしたい方はぜひご相談ください。
白内障と同時であれば、多焦点眼内レンズを選ぶことで遠近両方の見え方を改善できます。
また過去に白内障手術を受けた方向けにadd-onレンズ(既存の眼内レンズの前に追加するレンズ)という選択肢もあります。
純粋な老眼のみに対応した手術は現時点では限られていますが、ご状況によって選択肢をご提案できますので、まずご相談ください。
網膜硝子体手術
局所麻酔をしますので、痛みなく手術を終えられます。麻酔は追加が可能です。もし痛みを感じたら追加しますのでご安心ください。
網膜除去や糖尿病の場合は、個人差がありますが数週間から数カ月かけて、少しずつ視力が改善します。硝子体出血や混濁に対する手術の場合は、比較的、早く数日~数週間で回復します。全ての方が手術直後、翌日から効果が実感できるものでありませんので、その点はご注意ください。
全身疾患がある場合や通院が困難な場合は入院して受けることができる施設へ紹介します。手術が可能かどうか、事前に主治医の先生と相談します。ご来院の際は、お薬手帳をお持ちください。
今すぐ受診してください。急に細かい無数の飛蚊症が出た場合、硝子体出血や網膜裂孔の可能性があります。特に「筋が垂れるような感じのものが見えてから小さな飛蚊症が増えた」「視野の端でピカピカと光ってから飛蚊症が出てきた」という場合は、網膜が破れている可能性が高く、3日以内には必ず受診してください。放置すると網膜剥離に進行し、手術が必要になります。受診が早いほど治療の選択肢が広がります。
視界の中で「動く」ものが飛蚊症です。空を見たり白い壁を見たりしたとき、ゆらゆら動く黒い点や糸くずが飛蚊症です。一方、常に同じ場所・同じ大きさで見える「動かない」ものは飛蚊症ではなく視野障害の可能性があり、緑内障や黄斑疾患の疑いがあります。以前からある飛蚊症が数や形に変化がなければ経過観察でよいですが、急に増えた・変化した場合は受診が必要です。
研究データがあります。握力が低下すると糖尿病網膜症の発症率が30%上がることが報告されています。握力は運動習慣と関連するため、握力が低下している健康状態では網膜症に注意が必要です。筋力トレーニングを含む運動習慣を維持することが、目の合併症予防にも重要です。また、高血圧・高脂血症・喫煙に加えてピロリ菌感染も糖尿病網膜症の発症に関連する可能性が報告されているため、ピロリ菌の検査・除菌も検討してください。
網膜剥離は放置すると失明につながる可能性があるため、早急な対応が必要です。症状(飛蚊症の急増・光視症・視野の一部が欠ける)が出た場合はできるだけ早く受診してください。
当院では大阪大学・大阪労災病院での豊富な硝子体手術経験を持つ院長が、すべての硝子体手術を担当します。
当院では軽症〜中等度の網膜硝子体疾患(黄斑前膜・黄斑円孔・軽症の網膜剥離・硝子体出血等)について日帰りで手術を行っています。手術時間は20分~1時間程度です。
重症例や長時間手術が予想される場合は、提携病院での入院手術を紹介することもあります。まず診察でご確認ください。
飛蚊症の多くは加齢による硝子体の変化(生理的飛蚊症)で心配いらないものですが、急に症状が増えた・光が見える(光視症)・視野が欠けるなどの変化がある場合は、網膜剥離や網膜裂孔の可能性があります。
これらは放置すると視力に重大な影響が出るため、お早めに受診してください。
保険診療となり、3割負担の方で片眼12万円前後が目安です(手術内容によって異なります)。
手術後の診察は翌日・3日後・1週間後・2週間後・1ヵ月後・2ヵ月後・3ヵ月後と続きます(経過により変動)。
強度近視は網膜剥離・緑内障・近視性黄斑変性症などの原因になりやすく、放置すると視力に深刻な影響が出るリスクがあります。ただし適切な管理と定期検査で多くの場合リスクを大幅に軽減できます。
「強度近視だから」と諦めず、1〜2年に1回の精密眼底検査を習慣にしてください。当院では硝子体手術にも対応しており、万一の場合も継続的なフォローが可能です。
黄斑円孔は、網膜の中心にある黄斑部に穴(孔)が開いてしまう病気です。主に加齢によって起こり、視野の中心が見えにくい・歪んで見えるといった症状が現れます。
自然に治ることはほとんどなく、硝子体手術による治療が必要です。早期に治療するほど視力の回復が期待できます。
黄斑円孔は時間が経つほど手術後の視力回復が難しくなるため、診断後は早めの手術をお勧めします。
当院では大阪大学・大阪労災病院での豊富な硝子体手術経験を持つ院長が担当します。「怖い」「不安」な方も、丁寧にご説明した上で手術を行いますのでご相談ください。
視野の一部が欠ける・カーテンがかかったように暗くなるといった症状は、網膜剥離の可能性があります。網膜剥離は放置すると失明につながるため、今すぐ眼科を受診してください。
当院では緊急の網膜剥離にも対応しており、院長が全件の硝子体手術を担当します。
少量の出血は数週間〜数カ月で自然吸収されることがあります。ただし出血量が多い場合や原因疾患(糖尿病網膜症・網膜剥離等)がある場合は、硝子体手術が必要になります。
「様子を見てよいか」は原因と程度によるため、まず受診して状態を確認することをお勧めします。
糖尿病は日本の失明原因の上位を占める「糖尿病網膜症」を引き起こします。血糖値が高い状態が続くと網膜の細い血管がじわじわと傷つき、以下のような合併症が起こる可能性があります。①糖尿病黄斑浮腫(視野の中心がぼやける)②血管新生緑内障(眼圧が上がって視野が狭くなる)③硝子体出血(突然視界が真っ暗になる)④牽引性網膜剥離(網膜が引きはがされる)。これらは進行するまで自覚症状がほとんどありません。糖尿病と診断されたら必ず眼科を受診し、定期検診を続けることが視力を守る最大の手段です。
症状が出てからでは遅い場合があります。糖尿病網膜症は進行するまで自覚症状がほとんどなく、気づいたときにはすでに重症になっていることがあります。また、糖尿病には「レガシーエフェクト(遺産効果)」という現象があり、放置期間が長いほど将来の合併症リスクが高くなります。逆に早期に血糖値をしっかりコントロールすると将来の合併症リスクが低くなります。糖尿病と診断されたらすぐに眼科を受診し、その後は定期的に検診を受け続けてください。
糖尿病の病期・血糖コントロールの状況によって異なります。網膜症がない場合でも年1回以上の眼科検診が推奨されており、血糖コントロールが不安定な方や、すでに網膜症がある方はより頻繁な受診が必要です。また糖尿病治療を新たに始めたときは一時的に視力が変わることがあるため、治療開始時にも眼科受診をお勧めします。内科で「一度眼科も受診してください」と言われたら必ず受診し、その後も継続的に通院することが大切です。
剥離の程度によって治療法が異なります。軽度の裂孔(穴だけ)の段階であればレーザー治療で対処できる場合があります。本格的に剥離が進んだ場合は硝子体手術が必要です。
当院では日帰りの硝子体手術に対応しています(重症例は提携病院へ紹介)。早期発見・早期治療が視力を守る最大の武器です。
網膜剥離の初期症状は「急に飛蚊症が増えた」「視野の端にピカピカした光が見える(光視症)」などです。進行すると「カーテンがかかったように視野の一部が見えなくなる」「視力が急低下する」といった症状が出ます。なりやすいのは①強度近視(-6D以上)②過去に網膜裂孔があった方③白内障手術後④眼を強打したことがある方⑤家族に網膜剥離の方がいる方です。網膜剥離は緊急手術が必要な状態のため、上記の症状が出たら当日中に眼科を受診してください。
網膜硝子体手術の主な対象疾患は、網膜剥離・黄斑前膜・黄斑円孔・硝子体出血・水晶体/眼内レンズ脱臼などです。これらは手術以外に有効な治療法がない病気です。当院では日帰り手術に対応しており、入院は基本的に不要です。また年配の方に多いため、白内障手術と網膜硝子体手術を同時に行うことが多く、同時手術の方が費用が安く視力改善も期待しやすいというメリットがあります。
黄斑円孔などの手術では術後に「うつ伏せ姿勢(腹臥位)」が必要になることがあります。これはガスや空気を網膜に当てて固定するために必要な姿勢で、医師の指示に従って一定期間継続することが視力回復に直結します。姿勢制限の期間・程度は手術の術式や疾患によって異なります。詳しくは術後の診察時に医師から具体的にご説明します。
対応しています。院長は大阪大学医学部眼科学教室出身で、大阪労災病院(硝子体手術件数全国3位、2017年)での勤務経験があり、網膜硝子体疾患の手術治療を多数経験しています。糖尿病網膜症・網膜剥離・黄斑疾患などの網膜硝子体手術を日帰りで行っています。ただし高難度症例は提携の大学病院等に紹介することもあります。まず診察で状態を確認し、治療方針をご説明します。
網膜剥離の可能性があります。今すぐ眼科を受診してください。カーテンがかかったような視野の欠けは網膜剥離の典型的な症状です。その他「急に飛蚊症が増えた」「視野の端に光が走る(光視症)」という症状も警戒サインです。網膜剥離は放置すると進行して視力が大幅に低下します。治療は手術が必要で、初期ならレーザー治療で対応できる場合もありますが、進行すると硝子体手術が必要になります。受診が早いほど視力予後が良くなります。
近視
一般的に-6ジオプター(D)以上の近視を強度近視といいます。強度近視では眼軸長が長くなりすぎた結果、網膜・視神経・脈絡膜が引き伸ばされた状態になります。
視力の問題だけでなく、網膜剥離・緑内障・黄斑変性症などの重篤な眼疾患のリスクが高まるため、定期的な眼底検査が非常に重要です。
強度近視の方は眼軸長が長く網膜が引き伸ばされているため、網膜剥離・裂孔のリスクが高くなります。
「強度近視だから定期検診を」という意識を持ち、飛蚊症の変化・光視症などの症状が出たら早めに受診することが重要です。当院では1〜2年に1回の精密眼底検査をお勧めしています。
残念ながら窓越しの光では不十分です。窓ガラスは太陽光のうち近視進行を抑制するバイオレットライト(360〜400nm)をカットしてしまいます。LEDや蛍光灯などの室内照明にもバイオレットライトはほぼ含まれていません。近視予防には実際に外に出て自然光を浴びることが必要です。1日2時間の屋外時間が目安です。
黄斑円孔とは、網膜の中心部(黄斑)に穴が開く病気です。視野の中心がゆがんで見えたり、中心部が欠けて見えたりします。原因は加齢による硝子体の変化が最も多く、強度近視の方にも起こりやすいです。自然に閉鎖することは稀で、基本的には硝子体手術が必要です。手術後はうつ伏せ姿勢(腹臥位)を一定期間続ける必要があります。早期に手術を受けるほど視力回復の可能性が高いため、診断されたら早めに治療を検討してください。
乱視
ライトがにじんで見える・星型に広がって見えるなどは乱視の典型的な症状です。特に夜間は瞳孔が大きく開くため症状が目立ちやすくなります。
ただし白内障・ドライアイでも同様の症状が出ることがあります。症状が気になる場合は検査でしっかり確認しましょう。
結膜下出血
痛みがない・視力が変わらない・原因に心当たりがある(くしゃみ・いきむ等)場合は様子を見て問題ありません。
ただし①何度も繰り返す②痛みや視力低下がある③外傷(目を強くぶつけた等)が原因の場合は必ず受診してください。繰り返す場合は高血圧・糖尿病・血液凝固異常などの全身疾患が背景にあることもあります。
出血部位を清潔に保ち、目をこすらないようにしてください。
自然吸収を待つ間に出血が広がることがありますが、これは正常な経過です。1〜2週間で赤みが黄色→消えるという経過をたどります。
眼精疲労
疲れ目は休息で回復しますが、眼精疲労は休んでも症状(目の痛み・頭痛・肩こり・吐き気など)が残る状態です。
眼精疲労の原因には屈折異常(近視・遠視・乱視・老眼)の未矯正・ドライアイ・斜位(目の向きのズレ)・長時間のPC作業などがあります。「なんとなく疲れやすい目」が続く場合は受診をお勧めします。
①20-20-20ルール(20分作業したら20フィート先=約6m先を20秒見る)②画面の明るさ・位置を調整する③意識的にまばたきをする④ドライアイがあれば点眼を使う、が有効です。
それでも改善しない場合は、眼鏡の度数が合っていない・ドライアイ・斜位などの原因がある可能性があります。受診で原因を確認しましょう。
はい、眼精疲労の原因を調べて対応できます。眼精疲労の原因は①未矯正の近視・遠視・乱視・老眼②ドライアイ③斜視・斜位④モニターの設定・照明環境などがあります。単なる疲れ目(一時的な症状)とは異なり、眼精疲労は休んでも症状が残ることが特徴です。眼科では視力検査・屈折検査・眼位検査などで原因を特定し、眼鏡処方・目薬・生活指導などで改善を目指します。「眼鏡をかけているのにつらい」という方も度数が合っていない可能性があります。
糖尿病網膜症
硝子体出血は眼内に出血が広がり視界が急に暗くなる・赤くなる状態です。原因は糖尿病網膜症・網膜裂孔・網膜静脈閉塞症などが多く、少量の出血なら自然吸収を待ちますが、出血量が多い・原因となる病気がある・長期間改善しない場合は硝子体手術が必要です。当院では日帰り硝子体手術に対応しています。また原因疾患の治療も並行して行います。出血後の経過観察で網膜剥離が起きていないかの確認も重要です。
黄斑円孔
黄斑円孔の手術では、眼内にガスを注入して孔を閉じる処置を行います。ガスを孔に当て続けるため、寝るときには仰向け以外の姿勢(右向きもしくは左向き)で就寝したり、下向き(うつ伏せ)で寝たりするような姿勢の保持が術後数日必要になります。
これが回復の鍵となりますので、患者様のご協力が大変重要です。詳しくは術前にご説明します。
早期に手術を受けた場合、多くの方で視力の改善が期待できます。ただし手術で孔が閉じても、視力の回復には数カ月かかることがあり、術前の視力まで完全に戻らない場合もあります。
「見えなくなる前に手術を受ける」ことが最善です。
網膜剥離
飛蚊症(目の中に浮遊物が見える)の急激な増加や、光視症(目の端に光がフラッシュのように見える)は網膜剥離・網膜裂孔の前兆サインの可能性があります。
「いつもより多い」「急に変わった」という場合は早めに受診してください。放置すると本格的な剥離に進行するリスクがあります。
網膜裂孔(網膜に穴や裂け目がある状態)が見つかった場合に、網膜剥離への進行を予防するレーザー治療(網膜光凝固術)を行います。レーザーで裂孔の周囲を焼き固め、網膜が剥がれないようにします。外来で数分程度で終わり、入院は不要です。痛みは個人差がありますが、光がまぶしく感じたり、わずかな痛みを感じる方もいます。治療後は急激な運動を数日控える程度で日常生活はほぼ通常通り過ごせます。放置すると網膜剥離に進行するリスクがあるため、早めに受けることをお勧めします。
網膜裂孔
網膜裂孔(網膜に穴が開いた状態)は、まだ剥離が起きていなければレーザー治療(光凝固術)で進行を防げる場合があります。この段階で治療できれば大がかりな手術を回避できます。
ただし放置すると網膜剥離に進行するリスクがあるため、診断後は早急に対処することが重要です。まずご相談ください。
自覚症状がないことも多く、健診や他の症状で受診した際に偶然発見されるケースがあります。
症状が出る場合は、飛蚊症の急激な増加・光視症(視野の端に光が走る)などが代表的です。これらの症状が現れたら早めに受診してください。
加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症は、網膜の中心にある黄斑部が加齢によって変性し、視野の中心が見えにくくなる病気です。欧米では成人失明原因の第1位で、日本でも増加しています。
物が歪んで見える・中心が暗くなるなどの症状が出ます。早期発見・早期治療が重要で、抗VEGF注射などの治療が有効です。
現在の標準治療は抗VEGF薬(ルセンティス・アイリーア・バビースモ等)の硝子体注射です。異常な血管の成長を抑え、視力の低下を防ぎます。定期的な注射が必要で、継続治療が視力を守る鍵です。
当院では複雑な網膜の病気への診断・日帰り注射・手術にも対応しています。
喫煙は加齢黄斑変性症の最大のリスク因子です。禁煙が最も重要な予防策です。
また緑黄色野菜(ほうれん草・ブロッコリー等)に含まれるルテイン・ゼアキサンチンや、サプリメントが一定の予防効果を示すという研究もあります。定期的な眼底検査で早期発見することが最善の対策です。
加齢黄斑変性症は、網膜の中心部(黄斑)が加齢によって変性し、視野の中心がゆがんだり見えにくくなる病気です。「ものが歪んで見える」「見たいものの中心が欠ける」といった症状が特徴です。日本では失明原因の上位に入る疾患です。治療法は「萎縮型(ドライ型)」と「滲出型(ウェット型)」で異なり、特に滲出型では抗VEGF薬の硝子体注射が有効で、早期治療で視力維持・改善が期待できます。自覚症状が出たら早めに受診してください。
網膜静脈閉塞症
一度発症した方は再発リスクがあります。また片眼に起きた場合、反対眼にも起こりやすい傾向があります。
高血圧・糖尿病などの全身疾患の管理が再発予防に重要です。かかりつけ医との連携を含め、当院でも長期的な経過観察をサポートします。
網膜静脈閉塞症は、網膜の静脈が詰まり血液や水分が漏れ出て、視野がぼやけたり欠けたりする病気です。高血圧・糖尿病・脂質異常症が主なリスク因子です。治療は浮腫(むくみ)に対する抗VEGF薬の硝子体注射やレーザー治療が中心です。閉塞の場所と程度によって視力回復の見込みが異なります。血圧・血糖・脂質の管理が再発予防に重要です。内科との連携も必要になることがありますので、眼科受診とあわせて全身管理もしっかり行ってください。
硝子体出血
硝子体出血の主な原因は糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症・網膜裂孔・網膜剥離などです。出血そのものよりも、その裏にある原因疾患の診断・治療が重要です。
出血が起きたら、原因を特定するための精密検査を早急に受けてください。
急激な視力低下・霧がかかったような見え方は硝子体出血の可能性があります。出血によって光が遮られ視力が急激に低下する状態で、糖尿病網膜症・網膜剥離・網膜裂孔などが原因となることがあります。
すぐに眼科を受診してください。当院でも緊急対応が可能です。
眼瞼下垂
原因によります。疲れや睡眠不足からくる「眼瞼ミオキニア」であれば、休息や睡眠で自然に改善します。しかし「眼を開けているのが辛い」「まばたきがスムーズにできない」「眩しい」「ドライアイ症状もある」という場合は「本態性眼瞼けいれん」の可能性があります。こちらは放置すると重症化しボトックス注射が効きにくくなるため、早期受診が重要です。初期であれば遮光レンズ眼鏡や数回のボトックス注射で寛解する率が高いため、気になる場合は眼科を受診してください。
眼瞼下垂は手術(眼瞼下垂手術)で改善できます。垂れ下がったまぶたを持ち上げる筋肉を調整・縫い縮める手術で、局所麻酔で行います。
保険適用の条件があり、視野が狭くなるなど機能的な問題があれば保険診療で受けられる場合があります。まず診察で状態を確認しましょう。
ほとんどの場合、心配いりません。眼科でまぶたをひっくり返したことで糸が切れて元に戻ったという症例は、院長もほとんど聞いたことがありません。埋没法(糸掛け)は手術後1〜2ヶ月は糸の張力でまぶたを保持していますが、その後は瘢痕による癒着で二重を維持します。そのため術後ある程度時間が経っていれば、眼科検査でまぶたをひっくり返しても二重が元に戻ることはないと考えてよいです。アレルギーや結膜炎の症状があれば遠慮せず眼科を受診してください。
はい、ぜひご相談ください。「まぶたが重い・目が開けにくい」という症状は眼瞼下垂の可能性があります。放置すると視野が狭まるだけでなく、額や肩に余計な負担がかかり続けます。
当院では眼瞼下垂の診察も行っています。気になりだしたら早めにご相談ください。
眼瞼炎
まぶたの縁(睫毛の根元付近)に炎症が起きる病気です。まぶたの赤み・かゆみ・ふけ状の鱗屑・まつ毛が抜けるなどの症状があります。細菌・皮脂腺の異常(脂漏性眼瞼炎)・アレルギーなどが原因です。
慢性化しやすく、まぶたを清潔に保つケア(眼瞼清拭)が治療・予防の基本になります。
繰り返す眼瞼の炎症は慢性眼瞼炎・霰粒腫(さんりゅうしゅ)・アレルギー性眼瞼炎などが考えられます。
自己判断でステロイドの市販薬を使い続けると副作用(眼圧上昇・白内障)が出るリスクがあります。繰り返す場合は必ず受診して原因を確認してください。
眼瞼清拭(まぶたの縁を清潔にするケア)が有効です。清潔な手で、温めたタオルを目に当てて油分を溶かしてから(温罨法)、まつ毛の根元を綿棒や専用シートで優しく拭きます。
市販の眼瞼シャンプーも有効です。毎日のケアを習慣にすることで再発を防ぎます。詳しいやり方は受診の際にご説明します。
眼瞼炎(がんけんえん)はまぶたの縁に炎症が起きる病気で、赤み・かゆみ・目やに・まつ毛の根元のかさぶたなどが症状です。原因は細菌感染・ドライアイ・アレルギー・マイボーム腺機能不全などがあります。治療は原因によって異なりますが、まぶたを温める温罨法・清潔を保つ洗眼・抗菌目薬・軟膏などが用いられます。慢性的になりやすいため、症状が続く場合は眼科を受診して原因を特定した上で適切な治療を受けてください。
結膜炎
結膜炎は大きく3種類あります。①ウイルス性(アデノウイルス等:非常に感染力が強く、流行性角結膜炎=「はやり目」はこれ)②細菌性(黄色ブドウ球菌等:目やにが多い)③アレルギー性(花粉・ダニ等:かゆみが強い)です。
種類によって治療法が異なるため、自己判断せずに受診して適切な点眼薬をもらうことが重要です。
花粉症(アレルギー性鼻炎)のある方の多くにアレルギー性結膜炎も合併しています。スギ・ヒノキ・ダニなどのアレルゲンが目の粘膜に触れることで強いかゆみ・充血・涙が起こります。
目薬(抗アレルギー点眼)でコントロールできます。シーズン前から点眼を始めると症状を軽くできますので、早めの受診をお勧めします。
老眼
老眼は一般的に40代前半頃から自覚症状が出始めます。水晶体の弾力が失われ、近くにピントを合わせる調節力が低下します。
近視の方は手元が見えていたのに見えにくくなり、遠視の方は以前より遠くも近くも見えにくくなるなど、もともとの屈折状態によって自覚のタイミングが異なります。
これは誤解です。老眼鏡をかけても老眼が進むことはありません。老眼は加齢による水晶体の変化が原因で、眼鏡の使用とは無関係に進行します。
眼鏡なしで無理に見ようとすることで眼精疲労・頭痛を招くことがあるため、必要なら早めに使用することをお勧めします。
ドライアイ
加齢に伴ってドライアイになる方は多くなる傾向があります。
年齢を重ねると、涙を作る「涙腺」の機能が低下するため、涙の分泌量が減少します。
涙の分泌量の減少は、ドライアイの原因の一つと考えられています。
また、涙液の油分を分泌するマイボーム腺の機能が低下して起こるドライアイの頻度も増えます。
ドライアイの治療は目薬をするなどの対症療法しかありません。涙腺の機能を回復させることはできません。しかし、目薬や眼のケアをきちんとすることによってドライアイによる不快な症状を治すことができます。
アイメイクの際には十分に注意し、行ってください。
アイラインやマスカラによって、目の縁にあるマイボーム腺の開口部がふさがれてしまうと、涙の表面を覆う油が分泌できなくなり、涙が蒸発してドライアイになることがあります。
目の粘膜は非常にデリケートです。
近年、まつ毛パーマやまつ毛エクステンション、刺激性の薬剤や接着剤などを用いたさまざまなな美容法が行われています。これらは、ドライアイだけでなく目の炎症や角膜障害などのトラブルを引き起こし、目の健康を損なう恐れがあることを十分に理解しておきましょう。
・目の乾燥や異物混入で角膜の損傷や細菌感染で炎症を起こす角膜炎
・角膜炎が悪化した状態の角膜潰瘍
などになる場合がありますので早めの診察をお勧めします。
これらの症状はドライアイの典型的な症状です。ただし目のアレルギー・疲れ目(眼精疲労)・角膜の傷なども同様の症状を起こすことがあります。
当院ではドライアイに対して目薬の種類・差し方・日常生活の注意点・サプリメントまで包括的にサポートしています。症状が続く場合はご受診ください。
目薬による治療が中心です(人工涙液・ヒアルロン酸点眼・ジクアホソルナトリウム等)。
目薬の種類・差し方の見直し、加湿器の活用・長時間のPC作業の合間に目を休める習慣なども効果があります。サプリメントの提案も行っています。症状が強い場合は涙点プラグ(涙を逃がさないための処置)も選択肢です。
市販の人工涙液は防腐剤が含まれていることが多く、頻回使用すると角膜にダメージを与えることがあります。
眼科で処方する目薬(ヒアルロン酸・ジクアホソル等)は症状・原因に合わせて選べるうえ、防腐剤フリーのものもあります。「市販品で改善しない」「1日に何度も使っている」という方はご受診ください。
ドライアイの可能性があります。ドライアイの症状は「目が乾く」だけではなく、「目が疲れやすい」「目がゴロゴロする」「目が重たい」「なんとなく見えにくい・かすむ」「理由なく涙が出る」なども典型的な症状です。悪化すると「目がヒリヒリ痛い」「朝目が開けにくい」という症状が出ることもあります。市販の目薬で対応していても改善しない場合は眼科を受診してください。原因によって治療法が異なります。
ドライアイには3つのタイプがあり、タイプによっては目薬だけでは改善しにくいことがあります。①水分不足タイプ・②ムチン不足タイプは目薬で改善が期待できますが、③油(マイボーム腺)不足タイプは目薬だけでは効果が出にくいです。油不足タイプにはまぶたを38℃前後で5分間温める「温罨法(おんあんぽう)」が効果的です。あずきのちから®などのアイマスクを使い、朝晩2回、温めた後に優しくまぶたをマッサージしてください。蒸しタオルは熱くなりすぎてすぐ冷めるため逆効果になることがあります。
関係があります。ドライアイがあると涙の量が少なくなり、アレルゲン(花粉)を目の表面から洗い流す力が弱まります。そのためアレルギー性結膜炎の症状が悪化しやすくなります。また逆に、アレルギー性結膜炎による目の炎症で目の表面が荒れると、ドライアイが悪化します。両方が互いに悪化し合う悪循環に陥りやすいため、花粉シーズン前から両方の治療・予防をしっかり行うことが重要です。
ドライアイの治療は大きく2つです。①点眼薬治療:不足している涙の成分(水分・ムチン)を補う目薬を使います。②涙点プラグ:涙の出口(涙点)に小さなシリコン製の栓を入れて涙が目の表面にとどまる時間を長くする治療法です。痛みなく短時間で処置でき、目薬では改善しにくい方に特に有効です。また「油不足タイプ」のドライアイには目薬だけでは改善しにくく、まぶたを温める温罨法(温めてマッサージ)が効果的です。まず眼科で涙の量・質の検査を受けて、タイプに合った治療を選びましょう。
はい、放置すると悪化します。ドライアイが進行すると「目が開けていられない」「目がヒリヒリ痛い」「朝目が開けにくい」などの症状が出ます。さらに悪化すると「頭痛」「肩こり」「気分が悪い」など全身症状に波及することがあります。また、花粉症・アレルギー性結膜炎と合併すると互いに症状を悪化させあうため、早めの治療が重要です。「日常生活にそれほど支障がないから」と市販薬で対応している方も、一度眼科での検査をお勧めします。
涙点プラグは点眼麻酔をしてから行うため痛みはほとんどありません。処置時間は数分程度です。涙の出口(涙点)にシリコン製の小さな栓を入れることで涙が目の表面にとどまる時間が長くなります。特に水分不足タイプのドライアイや目薬だけでは改善しない方に効果的です。外れた場合は再挿入できます。当院では保険診療の範囲内で対応しています。
角結膜異物
受診してください。ボールが目に当たった場合、外見上の問題がなくても網膜振盪症や外傷性黄斑円孔などが起きていることがあります。特に少しでも視力の低下やかすみを感じた場合は早急な受診が必要です。サッカーボールは比較的柔らかいものの、強い衝撃で網膜剥離や硝子体出血が起きることもあります。一過性の調節障害でピントが合いにくい場合は適切な投薬で改善が早まります。問題がなくても念のため眼科で確認することをお勧めします。
まず清潔な水で目を洗い流してください。それでも違和感・痛みが続く場合はすぐに眼科を受診してください。
ゴミ・砂・金属片などが角膜に刺さっている場合、自分で取ろうとすると傷が深くなる危険があります。特に研磨・溶接作業後の「金属片が目に入った可能性がある場合」は緊急受診が必要です。
研磨・切断・溶接作業では金属片・粉塵が目に入るリスクがあります。必ず保護メガネを着用してください。
「目がゴロゴロするが大丈夫だろう」と放置すると角膜に刺さって感染症を引き起こす場合があります。作業後に違和感があればすぐに受診してください。
目をこするのは絶対にやめてください。角膜に傷がつき感染症や視力障害につながる危険があります。すぐに眼科を受診してください。水道水で軽く洗い流すことはできますが、強くこすったり、綿棒や異物で取り出そうとしないでください。金属片・木片・ガラスなどの異物は角膜に刺さっている場合があり、眼科で細隙灯顕微鏡を使って確認し、専用の器具で安全に除去します。工場や屋外作業中は保護眼鏡の着用で予防できます。