コラム COLUMN
症例⑧-網膜前膜- 60代 女性 網膜に疾患があり手術により視力が回復した症例
2025.01.07
症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
網膜前膜
患者様情報
60代 女性
お悩みと診断
人間ドックでの視力検査で、左眼の視力が低下していたため当院へ受診されました。
検査結果
約1年前に当院で測定した視力検査では左眼矯正視力(1.5)でしたが、来院時視力検査では、左眼矯正視力(0.7)でした。
視力が(1.5)まで見えていたところから(0.7)へと低下していました。
視力低下だけでなく、物が歪んで見える歪視が症状として出ている状態でした。
格子状の線を見た時には、縦の線も横の線もどちらも歪んで見えるとのことでした。
画像のように線を見た際に縦の線も横の線も歪んで見えるとのことでした。
網膜前膜があるのがわかります。
網膜前膜とは、目の奥にある網膜の表面に、薄い膜ができてしまう病気です。
この膜が徐々に厚くなり、収縮することで網膜を引っ張り、視力低下や物がゆがんで見えるなどの症状を引き起こすことがあります。
そのため、手術による治療を行います。
白内障による視力低下の影響もあったため手術は網膜前膜に加え白内障の手術も同時に行いました。
手術治療後の変化
手術後の視力は、手術後経過1カ月半ほどで左眼の視力は裸眼状態で1.2まで回復しました。
歪視も気にならなくなり「きれいに見えるようになった」と患者様には満足していただけました。
膜がなくなり、網膜が引っ張られ上に隆起していた部分が修復しているのがわかります。
今回は手術により見え方が良くなった症例について紹介しました。
おおうら眼科は一人ひとりのお悩みに丁寧にお答えします。
当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。
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