コラム COLUMN

症例33-春季カタル- 10代 女児 点眼治療と手術による処置によって春季カタルの症状が改善した症例
2025.09.16
症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
春季カタル
患者様情報
10代 女児
お悩みと診断
2週間前から右眼のみ涙が出てくる、ズキズキした痛み、黄緑色のねばねばした目やにが出る、異物感がある。他院で診てもらい薬処方してもらったが良くならない。
検査中も涙がぼろぼろ出てきていた様子でした。
春季カタルとは
春季カタルは、アレルギー性の目の病気で、正式名称は春季結膜炎といいます。
主に春から夏にかけて症状が悪化することからこの名前がつきました。花粉やハウスダストなどが原因で、まぶたの裏側や角膜に炎症が起こり、強いかゆみ、目やに、充血などの症状が現れます。
特に10歳前後の男の子に多く見られるのが特徴で、アトピー性皮膚炎や喘息を併発していることも少なくありません。
重症化すると、角膜に傷がつき、視力低下を引き起こすこともあるため、早めの治療が大切です。
初診時

治療
手術による処置と点眼治療。

手術によりまぶたの裏に出ていた乳頭を除去。
春季カタルの再発

再発の主な原因は、アレルギー反応を引き起こす物質(アレルゲン)に再びさらされることです。
季節性の要因や体質などによって再発を繰り返す場合があります。
再発を繰り返すことで、症状が慢性化したり、重症化したりすることもあるため、適切な治療と対策が必要です。
治療後の変化
再発しているが、目薬を継続してしてもらうことで充血や痛みが強く出ることなく安定しています。
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当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。
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