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近視

近視とは

近視とは、近くのものは見えるけれど、遠くのものが見えにくい状態です。
眼内に入った光が網膜の前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態を言います。近視とは遠視・乱視と同じ屈折異常のひとつです。

近視の症状

近くのものははっきり見えるけれど、遠くのものがぼやけて見えにくい

近視の主な原因

近視の原因は解明されていませんが、遺伝的な要素と環境が関係すると考えられています。

特に遺伝の影響が大きく、角膜や水晶体の屈折力が強いこと、眼軸(目の縦軸、奥行き)が長いことが原因となります。

勉強、読書、パソコンなどディスプレイを見る作業を長く続けるなど、環境も影響すると考えられています。しかしながらはっきりした証明はありません。

近視の治療

近視は一度伸びた眼軸を短くする事は出来ません。したがって近視の治療は進行を予防する治療となります。

  • 就寝前の点眼治療
    就寝時に調節筋の緊張を和らげ、遠方を見ているような状態にして、目を休めます。継続して利用することで効果があります。
  • オルソケラトロジー
    オルソレンズをつかった視力回復法です。

▶オルソケラトロジー症例紹介

近視の症例

Q&A

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ICLはレーシックと異なり、角膜を削らずに眼の中にレンズを挿入して近視を矯正する手術です。強度近視でもレーシックより適応しやすく、ドライアイになりにくい、可逆性がある(レンズを取り出せる)という特長があります。

当院では両眼55〜60万円(税込)から対応しています。

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就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用し、角膜の形状を一時的に変化させることで日中の裸眼視力を改善する治療法です。

手術不要・可逆性(やめると元に戻る)・近視進行抑制効果もあることから、特にお子様に多く選ばれています。6歳ぐらいから可能ですが、装用時に異物感があるためまずはテストで装用する適性検査を受けていただいて、装用可能かどうかを確かめます。適性検査の予約の前にまず一度受診をしていただきます。

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6歳以上のお子様から大人まで幅広く適応があります。年齢が若いほど近視進行抑制効果が高い傾向があります。

近視度数が-4D以下・直乱視-1.5D以下が目安で、適応検査で確認します。

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低濃度アトロピン(0.01%)を配合した目薬を1日1回就寝前に点眼することで、近視の進行を平均約60%抑制できることが海外の臨床研究で示されています(自費診療)。

副作用としてわずかな確率ですが、まぶしさや遠近調節機能への影響があります。

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4〜12歳のお子様が主な対象です(12歳以降も治療を続ける場合があります)。軽度〜中等度(-6D以下)の近視がある場合に適応を判断します。

3ヵ月に1回の定期通院が必要です。

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リジュセアは選定療養、アトロピンとマイアトロは自費診療となります。リジュセアは選定療養なので、薬剤の代金は自費となりますが、診察代金は保険診療になります。自費診療の場合診察料・薬代を含めた費用の詳細は診察時にご説明しますが、目薬1本(5ml)で両眼1ヵ月分使用可能です。いずれのばあいでも3ヵ月ごとの定期検診が必要です。

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近視を「治す」ものではなく、「進行を遅らせる」治療です。すでに進んだ近視の度数を下げる効果はありませんが、これ以上進まないようにすることが目的です。

子どもの頃に近視の進行を抑えることは、将来的な強度近視・網膜剥離などのリスク低下につながるため、長期的に重要な意味を持ちます。

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近視の原因は「近くを長時間見続けること」と関連していますが、スマホ・ゲームだけが原因ではありません。遺伝的要因や屋外活動の少なさも影響します。

1日2時間以上の屋外活動が近視進行を緩やかにするという研究があります。気になる症状があれば検査だけでも受診いただけます。

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近視とは、遠くのものが見えにくく、近くのものはよく見える状態です。眼の奥行き(眼軸長)が長くなることで、入ってきた光が網膜の手前でピントを結んでしまうことが原因です。

子どもの近視は学童期に進行しやすく、放置すると強度近視になるリスクがあります。

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完全に止めることは難しいですが、進行を遅らせる方法があります。

当院では①マイオピン(低濃度アトロピン点眼:平均60%抑制)②オルソケラトロジー(夜間装用レンズ)③近視抑制眼鏡、④近視抑制ソフトコンタクトレンズ、の4つの選択肢をご提案できます。

お子さんの年齢・近視の度数・生活スタイルによって最適な方法が異なりますので、まずご相談ください。

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成人の場合、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で裸眼視力を回復することが可能です。角膜を削らず、レンズを眼内に挿入する安全性の高い手術で、当院でも対応しています。

お子さんの場合は手術適応外ですが、低濃度アトロピン点眼薬やオルソケラトロジーで進行を抑制しながら管理します。

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一般的に-6ジオプター(D)以上の近視を強度近視といいます。強度近視では眼軸長が長くなりすぎた結果、網膜・視神経・脈絡膜が引き伸ばされた状態になります。

視力の問題だけでなく、網膜剥離・緑内障・黄斑変性症などの重篤な眼疾患のリスクが高まるため、定期的な眼底検査が非常に重要です。

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強度近視は網膜剥離・緑内障・近視性黄斑変性症などの原因になりやすく、放置すると視力に深刻な影響が出るリスクがあります。ただし適切な管理と定期検査で多くの場合リスクを大幅に軽減できます。

「強度近視だから」と諦めず、1〜2年に1回の精密眼底検査を習慣にしてください。当院では硝子体手術にも対応しており、万一の場合も継続的なフォローが可能です。

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-6D以上の強度近視はレーシックでは角膜を削りすぎるため適応外になる場合が多いです。

当院ではそのような方にICL(フェイキックIOL)手術をお勧めしています。ICLは角膜を削らずに眼内にレンズを挿入するため、強度近視でも安全に視力矯正が可能です。まず適性検査からご相談ください。

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乱視とは、角膜や水晶体の形状が均一でないため、光がひとつの点に集まらず、像がぼやけたり二重に見えたりする状態です。

近視・遠視と組み合わさって起こることが多く、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できます。ICL手術でも乱視対応レンズ(トーリックICL)があります。

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眼鏡・コンタクトが基本ですが、ICL手術では乱視用レンズ(トーリックICL)を使うことで、近視と乱視を同時に矯正することが可能です。

また白内障手術時に乱視矯正用の眼内レンズを選ぶことでも乱視を軽減できます。

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強度近視の方は眼軸長が長く網膜が引き伸ばされているため、網膜剥離・裂孔のリスクが高くなります。

「強度近視だから定期検診を」という意識を持ち、飛蚊症の変化・光視症などの症状が出たら早めに受診することが重要です。当院では1〜2年に1回の精密眼底検査をお勧めしています。

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これはよく起こる誤解です。白内障手術で挿入する単焦点眼内レンズは「一か所にしかピントが合わない」ため、遠くにピントを合わせると手元は見えなくなります。もともと近視で眼鏡なしで手元が見えていた方が「遠くが見たい」と伝えると、医師は「手元は老眼鏡でOKで遠くを裸眼で見たい」と解釈することがあります。次回手術の際は「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」「楽譜を見たい」など具体的な行為で希望を伝えると意思疎通のずれがなくなります。

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もともと近視の方は「近見狙い」がお勧めです。眼鏡なしで手元が見えていた生活習慣を変える必要がなく、術後のストレスが少ないためです。遠くは眼鏡を使うことになります。一方、もともと遠くが見えていた方は「遠見狙い」が基本です。単焦点レンズで両方を裸眼でカバーするのは難しいため、生活スタイルに合わせた選択が大切です。「スマホが見たい」「裸眼で運転したい」など具体的な希望を先生に伝えましょう。

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-6D以上の近視であればICLがお勧めです。ICLは角膜を削らないため、レーシックのデメリット(衝撃に弱い・ドライアイ・ハロー・グレア)がありません。また-10Dを超える強度近視にも対応できます。レーシックは-6D未満の比較的軽い近視に向いており、近年はSMILEという改良版でフラップを作成しないためより安全です。-6D以下は慎重適応、-3D以下は対応外のため、-7DならICLが適切です。ただし両者にそれぞれリスクがあるため、術前検査と十分な説明を受けた上で決めてください。

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屋外で過ごす時間を増やすことが最も効果的です。太陽光に含まれるバイオレットライト(紫色光)が網膜のOPN5という受容体を通じて眼軸の伸長を抑えることが研究で示されています。1日2時間・週13〜14時間の屋外時間が目安として推奨されており、どんな運動をするかよりも「外にどれだけいるか」が鍵です。中国の大規模試験では毎日40分の外遊びを追加するだけで近視発症が有意に減少しました。室内での窓越しの光ではバイオレットライトがカットされるため、実際に外に出ることが重要です。

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残念ながら窓越しの光では不十分です。窓ガラスは太陽光のうち近視進行を抑制するバイオレットライト(360〜400nm)をカットしてしまいます。LEDや蛍光灯などの室内照明にもバイオレットライトはほぼ含まれていません。近視予防には実際に外に出て自然光を浴びることが必要です。1日2時間の屋外時間が目安です。

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関連があります。アレルギー性結膜炎があると近視が進行しやすいことが研究で報告されています。アレルギーによって炎症性サイトカイン(TNFα等)の発現が高まり、眼軸の伸長(近視化)に影響を与えている可能性が示されています。またオルソケラトロジー中の子どもでも、アレルギー性結膜炎がある方が眼軸が伸びやすく、治療中断率も高いとのデータがあります。アレルギーの症状をかゆがっている場合は積極的に点眼薬でコントロールすることが、近視進行を緩やかにするひとつの対策になるかもしれません。

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全く異なります。弱視とは「眼鏡やコンタクトレンズをつけても視力が1.0出ない状態」をいいます。近視は眼鏡をかければ見えるようになりますが、弱視は矯正しても視力が上がりません。人間の視力は生まれてから徐々に発達し、3歳ごろに1.0前後、6歳ごろにほぼ完成します。この発達期に何らかの原因で見ることが妨げられると弱視になります。弱視の子どもは普段から見えにくい状態で生活しているため「見えにくい」という自覚症状がないのが最大の特徴です。

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弱視は自覚症状がないため、見えにくそうにしていなくても存在することがあります。特に片目だけに強い遠視・近視・乱視や斜視がある場合、もう一方の目で見えているためサインが出ません。また幼いお子さんは「見えない」という概念がわからず、サインを出せないこともあります。だからこそ3歳児健診の視力検査が重要なのです。3歳は言葉が話せるようになり視力検査ができる最初のタイミングで、この時期に発見して治療を始めることが弱視改善の鍵です。

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受診をお勧めします。学校の視力検査の判定基準はA(1.0以上)、B(0.7以上1.0未満)、C(0.3以上0.7未満)、D(0.3未満)です。B以下の判定は「視力に何らかの問題がある可能性がある」というサインです。単純な近視・遠視・乱視の場合は眼鏡で対応できますが、弱視や眼の病気が隠れていることもあります。特にお子さんの場合は弱視のタイムリミット(8歳ごろ)があるため、早めに眼科を受診して原因を調べることが大切です。

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ICL手術の術前検査では主に以下を確認します。①角膜の形状・厚み②前房深度(眼内にレンズが入るスペース)③瞳孔径④屈折度数(近視・乱視の度数)⑤眼底(網膜・視神経)の状態。特に前房深度が一定以上ないとICLは適応外となります。検査には散瞳(瞳孔を広げる)が必要なため、当日は車での来院ができません。検査から手術決定までに2〜3回の来院が必要な場合があります。手術日は別日になるため、事前に余裕を持ってスケジュールを組んでください。