コラム COLUMN
二重まぶたの手術後、糸が切れたら元に戻る?
2024.12.12
ドクター
まぶたをさわらないで!二重まぶたの手術後、糸が切れたら元に戻る?
こんにちは。おおうら眼科の大浦嘉仁です。
最近は美容整形も一般的になり、眼科受診の際にも二重まぶたの手術(重瞼術)の手術を受けた方をお見掛けする頻度が多くなったように思います。そんな方が眼科を受診した際に瞼を触られて気になる疑問についてお答えしようと思います。
重瞼術(埋没法)を受けた人が、アレルギー性結膜炎やコンタクトレンズによるアレルギーである巨大乳頭結膜炎になり受診することがあります。
その際に上瞼をひっくり返して観察するのですが、まぶたを強い力でねじられると重瞼術のときの糸が切れて元に戻るのではと心配されることがあります。
手術した部位を触られることに抵抗があることはよくわかります。ただ、覚えておいてほしいのは、瞼をひっくり返したことで糸が切れて元に戻ったという症例は聞いたことがありません。
私の理解では糸掛けといわれる重瞼術では、糸の張力でまぶたの形が保持されているのは1-2カ月程度で、あとは瘢痕化による癒着で二重になっているので、糸が切れてもすぐに元に戻ることはないと考えています。これは眼瞼内反症による糸掛けでも同じことがいえます。
ですので、手術から比較的時間がたっている場合、とある日に糸が切れて元通り二重が一重に戻ったりすることはないと考えてもらってよいと思います。
もし、まぶたの異常でお困りの方は当院にご相談くださいませ。
おおうら眼科は一人ひとりのお悩みに丁寧にお答えします。
当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
どんな些細なことでも不安や心配なことがございましたら、お気軽にお尋ねください。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。