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コラム COLUMN

正しく使えば怖くない! ステロイドのお薬【後編】

2023.04.08

スタッフ

こんにちは! おおうら眼科 スタッフのもーりーです。
前回のコラム「正しく使えば怖くない! ステロイドのお薬【前編】」お読みいただけましたか?
ステロイドは、副作用を聞くと『怖い』というイメージを持たれることが多いですが、昔から使われている効果の高いお薬です。
「副作用があるから絶対に使わない!」ではなく、副作用を避けながら上手に使えば問題なし!
それでは、適切に使うための【3つのルール】をご説明いたします。

正しく使えば副作用も怖くない!

副作用を避けて適切に使うために行ってほしい【3つのルール】は以下の通りです。

①点眼などの回数を必ず守る!
ステロイドのお薬には点眼薬や軟膏など様々な種類があり、それぞれ1日に使う回数やタイミングが決まっています。
医師や薬剤師に指示された回数以上に使うと副作用が出る恐れがあります。
必ず使用回数は守りましょう!

②自己判断で中止しない!
「症状が無くなったから」「副作用が怖いから」と自己判断で中止するのはNGです!
改善しかけていた症状がぶり返したり、悪化してしまうことがあります。
自己判断で中止せず、医師に確認してから中止しましょう。

③決められたタイミングで眼科を受診する
ステロイドを処方した際は、必ず医師が「1週間後に来てくださいね」「2週間使って様子を見ましょう」とお伝えしています。
それは、一定期間使ったあと症状が改善しているかだけでなく、副作用は出ていないか確認するためです。
時々そのまま受診されない方がいらっしゃいますが、放置してしまうと副作用が出てしまっていても気付くことが出来ません。
自分の目を副作用から守るためにも、必ず受診してくださいね!
ステロイドの副作用が出ていないか、眼科では2種類の検査を行い確認します。

眼科で行う検査

①眼圧測定
眼圧が上昇していないか確認するために、眼圧を測定します。
測定の際、基本的に使用するのはこちらの機械です。

空気が出てくるので、苦手な方も多いと思います。
小さいお子さんなど苦手な方は、別の機械もありますのでお声がけくださいね。


②前眼部スリット検査
診察室で医師が光を当てて眼球内を確認し、水晶体(すいしょうたい)が濁っていないか確認します。
あわせて傷はないか、症状は改善しているか、目の表面も見て確認します。

以上、ステロイドを正しく使うための【3つのルール】でした!
ステロイドに限らず、使っている目薬・眼軟膏について気になることがあればお気軽にご相談くださいね☆


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