コラム COLUMN
症例③-緑内障- 70代 女性 飛蚊症のような初期症状を訴えとする緑内障症例
2024.11.19
症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
緑内障
患者様情報
70代 女性
お悩みと診断
10日くらい前に右眼に黒い雲のようなものが見えていることに気がついた。 日常生活ではそんなに気にならないが、白い壁を見た時などに気になる。 この症状は、眼球内の硝子体の濁りが見えることによって起こる飛蚊症が見えている方がよく訴えられるものとよく似たものでした。
視力
遠方視力 | |
右 | 矯正視力0.8 |
左 | 矯正視力0.9 |
眼圧
右眼 | 15.1mmHg |
左眼 | 15.4mmHg |
眼底写真、OCT画像の検査結果から緑内障の所見がありました。追加で視野検査を行い緑内障と診断されました。
眼圧の正常範囲
通常眼圧の正常値は10mmHg~20mmHgとされています。 本症例は眼圧は正常範囲内ですが、眼圧が正常であるにもかかわらず、 視神経が障害されて緑内障を発症する正常眼圧緑内障があります。
緑内障について
緑内障は、眼圧の上昇などにより視神経が障害され、視野が狭くなったり、失明に至ることもある病気です。 進行して失われた視野は再度取り戻すことはできません。 初期には自覚症状がないことが多く、気づいた時には病気が進行しているケースも少なくありません。 緑内障は早期発見、治療が大事な病気になります。
今回の症例のように日常生活での見え方の違和感から早期発見でき目薬での治療が開始されました。 緑内障による視野欠損は進行がゆっくりなため本人が気が付いた時には手遅れになっている場合が少なくありません 見え方に少しでも違和感を感じた場合はすぐに眼科を受診しましょう。
おおうら眼科は一人ひとりのお悩みに丁寧にお答えします。
当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
どんな些細なことでも不安や心配なことがございましたら、お気軽にお尋ねください。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。
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