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コラム COLUMN

症例37-白内障- 60代 男性 白内障手術後の中近両用眼鏡

2025.10.16

白内障症例

当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。

疾患名

白内障

患者様情報

60代 男性

お悩みと診断

先日右眼の白内障手術を受け、よく見えるようになった。
しかし、今まで使用している眼鏡が合わなくなってしまったので合わせてほしい。

手術前の眼鏡(遠くを見るために使用されていたもの)

球面度数S (SPH) 円柱度数C (CYL)乱視軸 AX
右眼 -1.75D-1.00D80°
左眼-2.25D-0.25D149°

手術後の遠見視力

右眼 裸眼視力:0.3矯正視力:(1.2)
左眼裸眼視力:0.08 矯正視力:(1.2)

合わせたい眼鏡の要望

単焦点や遠近両用も使用したことがあるが、中近両用眼鏡が使い勝手が良かった印象があり、
今回は中近両用眼鏡をご希望。
しっかりと遠方をというよりも、パソコンや手元を見ることが日常的にも多いとのこと。

処方した眼鏡度数

球面度数 S (SPH)加入度数
右眼-1.75D+1.50D
左眼-3.00D+1.50D

右眼:(1.2)
左眼:(1.2)
近見視力は両眼にて(1.0)

右眼の球面度数は手術前と変わりませんでしたが、乱視が減ったことで度数変化がありました。
合わせて、左眼の度数も今の眼鏡では不足とのことでしたのでしっかりと合わせました。
中近は、遠近に比べて中間~近方を見えやすく設定されており、歪みを感じにくい設計です。
上記度数でひとつの眼鏡で見たい距離にピントを合わせることができました。

白内障手術後のメガネ

白内障手術後、多くの患者様は視力回復を実感されますが、完全に裸眼で生活できるわけではありません。多くの場合、メガネやコンタクトレンズによる視力矯正が必要になります。白内障手術後でも遠近両用眼鏡を合わせることは可能です。


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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。

院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。

おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障網膜硝子体緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。

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