コラム COLUMN
症例53-屈折異常弱視- 5歳 女児
2026.04.02
小児眼科症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
屈折異常弱視
患者様情報
5歳(初診時年齢:2歳後半) 女児
お悩みと診断
3歳児健診を控えた2歳後半のお子様が、「念のための検診」で来院されました。
初診時の視力
| 遠方視力 | 近見視力 | |
| 右 | 裸眼視力 0.2 (矯正視力 0.3) | 裸眼視力 0.6 |
| 左 | 裸眼視力 0.3 (矯正視力 0.3) | 裸眼視力 0.6 |
診断から治療の流れ
初診時の検査結果から、今後の「弱視治療」の進め方について詳しくお話をさせていただきました。
後日、お子様の正確な度数を測るために、ピントを合わせる筋肉を一時的に休ませる目薬(サイプレジン)を用いた精密検査を実施。目本来の度数を確認した上で、治療の第一歩となる「治療用眼鏡」を作成していきました。
サイプレジン点眼後の検査結果
| 右 | S+4.25D C-3.25D Ax4° |
| 左 | S+3.50D C-4.25D Av177° |
この結果を元に眼鏡処方箋を発行しました
視力の変化
眼鏡処方から9カ月後
| 遠方視力 | |
| 右 | (矯正視力 0.9) |
| 左 | (矯正視力 0.9) |
約9ヶ月のトレーニングを経て、矯正視力は0.9まで向上しました。
最初は眼鏡に慣れず、一日中かけられない日もありましたが、お子様のペースで継続したことが結果へ繋がりました。
眼鏡処方から12カ月後
| 遠方視力 | |
| 右 | 裸眼視力 0.2 (矯正視力 1.2) |
| 左 | 裸眼視力 0.2 (矯正視力 1.2) |
治療後の変化
眼鏡を使い始めてから12ヶ月後には、矯正視力が1.2まで向上しました。
視力が十分に育った現在は、1年に1回程度のペースで成長に合わせた眼鏡度数の調整を行い、半年に1回程度の定期的な経過観察を継続しています。
弱視治療は視力が上がって終わりではありません。お子様の目の成長に合わせて適切な度数を使用し続けることが、将来にわたって良好な視界を維持するために非常に大切です。
また、初診時には2歳後半でした。この年齢では自覚症状を言葉にするのは難しいため、ご家族より「一度診てもらおう」とご判断されました。このようなご判断はお子様の将来の視力を守る重要な一歩となりえます。
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当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。
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