コラム COLUMN

症例17-老眼- 50代男性 遠近両用コンタクトレンズ加入度数による見え方の違い
2025.04.29
症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
老眼
患者様情報
50代 男性
お悩みと診断
眼鏡を使用して日常生活を行っているが老眼が進んできたため、遠近両用コンタクトレンズを試してみたい。
運転をするため遠くを見ることを重視したい。
過去にハードコンタクトレンズを使用していたことがある。
遠近両用コンタクトレンズ加入度数の選択
遠近両用コンタクトレンズには近くへピントを合わせるための加入度数があります。
加入度数には弱いものから強いものへと段階があります。
今回の症例ではコンタクトレンズをした状態で主に運転をされるとのことでしたのでまず加入度数の弱いものから選択していきました。
加入度数+1.00Dの遠近両用コンタクトレンズの場合
遠方視力 | 近方視力 | |
右眼 | 1.0×SCL | 0.4×SCL |
左眼 | 1.0×SCL | 0.4×SCL |
加入度数+2.00Dの遠近両用コンタクトレンズの場合
遠方視力 | 近方視力 | |
右眼 | 0.8×SCL | 0.8×SCL |
左眼 | 0.8×SCL | 0.7×SCL |
加入度数+1.00Dのコンタクトレンズでは遠くは良く見えるが近くが見えにくい。
加入度数+2.00Dの遠近両用コンタクトレンズへ変更してみたところ遠くも近くも問題なく見え、遠方視力も運転に問題ないところで保てています。
種類による見え方の違い
遠近両用コンタクトレンズにはメーカーなどによる種類の違いがあり、その中にさらに加入度数による違いがあります。
患者様それぞれのライフスタイルに合わせたコンタクトレンズを合わせることが必要になります。
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