コラム COLUMN
症例31-白内障- 60代 女性 多焦点眼内レンズテクニスオデッセイで術後視力が良好だった症例
2025.08.28
症例
当院の医師が実際に治療を行った、代表的な症例をご紹介します。
※料金、リスク・副作用、施術内容は登録時点での情報となります。最新の情報はクリニックへお問い合わせください。
疾患名
白内障
患者様情報
60代 女性
お悩みと診断
半年前から両眼の見えにくさを自覚。白内障手術、多焦点眼内レンズをご希望。
| 術式 | PEA+IOL（超音波入荷吸引術+眼内レンズ挿入術） | ||
| 術眼 | 両眼 | ||
| 眼内レンズ | テクニスオデッセイ（多焦点眼内レンズ） | ||
視力の変化
手術前
| 遠方視力 | |
| 右 | 裸眼視力 0.2（矯正視力0.4 ） |
| 左 | 裸眼視力 0.5（矯正視力 0.5） |
手術後（術後1週間後）
| 遠方視力 | 近方視力 | |
| 右 | 裸眼視力 0.7 （矯正視力 1.2） | 裸眼視力 0.6 |
| 左 | 裸眼視力 0.8 （矯正視力 0.8） | 裸眼視力 0.5 |
| 両 | 裸眼視力 1.0 | 裸眼視力 0.6 |
今回は術後の狙いを左右で差をつけたので、視力の出方に差が出ていますが、両眼の視力を確認し、遠方・近方ともに良好な結果でした。
狙いに差をつけることで見える範囲が広がり、生活する上で便利に感じられることがあります。
ご自身の生活習慣や目の状態に合わせて、医師と十分相談することが大切です。
多焦点眼内レンズテクニスオデッセイ(TecnisOddesey)
オデッセイはJ＆J社から2024年11月に発売された新しい多焦点眼内レンズです。
遠方から近方まで連続的に自然な見え方になっています。
多焦点レンズの問題点であったハロー(暗所で光の周りに輪がかかって見える現象)・グレア(夜間の光がぎらついてまぶしく感じる現象)が軽減され、コントラスト感度も良好に保つことが期待されています。
多焦点眼内レンズの禁忌
- 眼底疾患がある場合
- 内眼手術の既往がある場合
- 網膜疾患（加齢黄斑変性など）がある場合
- 神経疾患（緑内障など）がある場合
- 角膜疾患（円錐角膜、角膜に不正乱視）がある場合
お問い合わせ
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おおうら眼科は一人ひとりのお悩みに丁寧にお答えします。
当院では、さまざまなケースに対応できるよう患者様に治療の選択肢をご提示しております。各治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明させていただき、ご理解いただいてから治療を行っております。
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大阪市淀川区・阪急三国駅から徒歩約2分の眼科「おおうら眼科」では、眼科全般の診療を行っています。
院長は、これまで大学病院やさまざまな症例に関わり、多くの手術を手がけてきました。
これまでの臨床経験で得てきたノウハウを用いてそれを可能な限り実現し、患者様に満足していただけるように最大限努めています。
おおうら眼科では眼科全般の対応はもちろん、白内障、網膜硝子体、緑内障の極小切開の手術が受けることが出来ます。クリニック内で行うことで術後のフォローやケアも一貫して行なえます。その他、小児の斜視や弱視の治療にも注力しています。
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