コラム COLUMN
手術をご検討されている方へ ~検査編~
2022.12.05
スタッフ
こんにちは! おおうら眼科スタッフのもーりーです。
本日は、白内障・緑内障などの手術をご検討されている方へ、手術前にどのような検査を受けるのかについて紹介いたします。
手術を受けると決まった場合、下記の検査を受けていただきます。
①角膜内皮細胞の数を調べる検査
角膜は一般的に「黒目」と呼ばれる部分を覆う膜のことです。
角膜の内皮細胞は一度減ってしまうと増えることがないため、細胞数が少ない場合は手術方法を検討したり、投薬の際注意が必要となります。
下記の検査機器で細胞数は調べることができます。
②角膜の形状を調べる検査
乱視の有無などを詳しく調べるために行います。
白内障の手術の際に挿入する人工の眼内レンズを乱視用にするかどうか、この検査の結果をもとに決定します。
③眼軸長を調べる検査
眼軸長とは角膜から網膜までの長さで、これが長いのが近視、短いのが遠視です。
白内障の手術の際に挿入する人工の眼内レンズの度数は、この検査の結果をもとに決定します。
④採血、術前・術後の注意事項について説明
全身の状態や感染症の有無を調べます。
またその際に看護師より、手術前や手術後の注意事項についてご説明いたします。
⑤診察室にて手術の説明
診察室にて、医師より手術の術式などをご説明いたします。
当院では、検査および手術の術式や術前・術後の過ごし方に関する説明等を一度にまとめて行うことができます。
お時間は約1時間から1時間半ほどです。
そうすることで何度も足を運んでいただく必要が減り、患者様の肉体的・精神的負担が少なくなります。
手術前の検査の基本的な流れは、こちらで以上となります。
手術当日の流れに関しては、こちらをご覧ください。
予約は右側にある「受診予約」から!(スマートフォンでご覧の方は下部に御座います。)
ご予約の方が優先になりますが、ご予約無しの方でも受付させていただいてます。
何か気になる症状がある方は、ぜひお気軽に受診してくださいね。
白内障についてはこちらもご覧ください。
緑内障についてはこちらもご覧ください。
網膜硝子体手術についてはこちらもご覧ください。