よくあるご質問 FAQ
はい、可能です。ただし、手術直後は両眼ともぼんやりとしか見えないといったデメリットもありますので、すべての方にお勧めできるものではありません。
また片眼術後に屈折誤差が出た場合、もう一方の眼のレンズ度数を補正して、手術を行っています。
おおうら眼科では片方ずつの手術をおすすめしています。
多焦点眼内レンズ手術の場合は、そのレンズが合うかどうかも確認する方が望ましいのでもう一方は1週間後の手術をおすすめしています。
まずは一度、ご相談ください。
白内障手術を行っても、「思ったより良くならない」ことは起き得ます。
角膜疾患、糖尿病網膜症、緑内障、黄斑部疾患などにより、そもそも視力が低下している場合が該当します。
おおうら眼科では、患者一人ひとりの眼、お身体の状態を把握し、どのような改善が期待できるかということを事前にしっかりとご説明いたします。
眼内レンズが濁ることはありません。
眼内レンズを入れる水晶体嚢が濁ってしまうことがありますが、
その場合はレーザーによって水晶体嚢に小さな穴を開けることで解消できます。
その後、水晶体嚢に濁りが再発することもありません。
麻酔は点眼によるもののみですので、注射を使用する麻酔は通常必要はありませんがご希望の場合、笑気麻酔という気持ちが落ち着くガスを吸っていただくこともできます。
ほとんど痛みなく手術を終えていただけます。
手術当日からは、透明なゴーグルをした上でできるだけ安静にしていただきます。
詳しくは、白内障手術後の注意事項(リンク)をご覧ください。
主に加齢を原因として濁ってしまった水晶体を、人工の眼内レンズと取り換える手術です。
点眼での局所麻酔の上、角膜周辺部を2~3ミリ切開し、ここから水晶体を取り出し、代わりに眼内レンズを挿入します。
術後、傷口は自然に塞がりますので、縫う必要はありません。約5分の手術です。
緑内障の病型によります。
ほとんどの方が開放隅角緑内障というタイプで、胃腸薬・風邪薬・抗うつ薬を服用しても問題ありません。閉塞隅角緑内障というタイプの方は多くの薬に注意が必要です。閉塞隅角緑内障タイプは場合によっては緑内障発作が起きてしまうことがありますが、レーザー治療や白内障手術によって、緑内障発作が起きないように予防することが可能です。
緑内障の病型がどちらのタイプなのかは医師にご相談ください。
手術治療も、点眼治療同様に、進行を遅らせ、視野が狭くなるスピードをゆっくりにするしかできません。
失った視野を取り戻したり、緑内障の管理から解放されるものではありません。点眼治療を適切に続けてもなお、病気が進行する場合に行われます。
ただし、手術により、点眼数を減らせるケースも多く見られます。
日本人の中途失明の原因疾患の第1位は緑内障です。
ただし、早期発見・早期治療すればそうした事態を避けることは可能です。
緑内障が進行していても、片方の眼が見えているから放置とういう方もいらっしゃいますが「片方の眼の視野が狭くなっている」方は、もう片眼も相応に緑内障が進行している事が多く、そうなると治療しても思うような結果が得られないことがあります。
一度緑内障になると「治る」ことはありません。点眼治療は、病気の進行を食い止めるために続けて行くものです。しかし、多くの患者さんは、この点眼治療を続けることで、健常な方と同じような生活を送っていらっしゃいます。