よくあるご質問 FAQ
多焦点眼内レンズではハロー(光の輪)・グレア(光のにじみ)が単焦点より出やすい傾向があります。特に夜間の運転時に対向車のライトが気になる方がいます。
最新のプレミアムレンズ(当院ではビビティ・Intensity等を取り扱い)ではこの問題が大幅に改善されています。夜間運転が多い方への適応は診察で慎重に判断します。
選定療養(保険+レンズ代追加)のレンズは片眼で概ね30~38万円前後の追加費用がかかります。完全自費のプレミアムレンズはそれ以上になります。詳しくは診察でご説明しますが、使用するレンズの種類によって費用が異なります。
費用が掛かる印象があるかもしれませんが、白内障手術は生涯に1度きりで、基本的には眼内レンズを入れ替えることはないので、レンズ選びを後悔しないようにしましょう。
はい、乱視矯正機能付きの多焦点眼内レンズもあります。テクニス PureSee、テクニス Odessey、クラリオン panoptics、Intensity、クラリオンvivity、ミニウェルreadyなどは乱視矯正に対応しており、乱視と老眼を同時に改善できます。
2焦点は遠くと近くの2点、3焦点は遠く・中間・近くの3点にピントが合います。5焦点レンズ(インテンシティー)は遠方・遠中・中間・近中・近方すべてにピントが合う最新のレンズです。焦点数が多いほど眼鏡への依存度は下がりますが、コストも高くなります。患者様のライフスタイルに応じて最適なレンズを選択します。
老眼に対して当院では主に2つのアプローチを提供しています。
①白内障手術と合わせて多焦点眼内レンズを挿入する(白内障がある方)
②add-onレンズ(過去に白内障手術を受けた方を対象に、乱視矯正や老眼改善のためのレンズ追加)
眼鏡なしで快適に過ごしたい方はぜひご相談ください。
白内障手術のタイミングで多焦点眼内レンズを選択することで、白内障と老眼を同時にアプローチすることが可能です。
ただし多焦点レンズは全員に向くわけではなく、ライフスタイル・眼の状態によって向き不向きがあります。「遠くも近くも眼鏡なしで見たい」という希望がある方はぜひご相談ください。
白内障と同時であれば、多焦点眼内レンズを選ぶことで遠近両方の見え方を改善できます。
また過去に白内障手術を受けた方向けにadd-onレンズ(既存の眼内レンズの前に追加するレンズ)という選択肢もあります。
純粋な老眼のみに対応した手術は現時点では限られていますが、ご状況によって選択肢をご提案できますので、まずご相談ください。
近見視力の低下が原因です。遠くが見える視力と近くの細かい文字を見る視力(近見視力)は別物で、特に老眼が始まると近見視力が低下します。「既読」のような非常に小さな文字は近見視力が0.5〜0.6以上ないと見えにくくなります。近見視力表で測定することで、どの程度の近見視力があるかを確認できます。老眼用の眼鏡やコンタクトレンズの調整、または老眼の治療(多焦点眼内レンズ等)で改善できる場合があります。
多焦点眼内レンズの白内障手術は「選定療養」という仕組みで、手術の基本部分には保険が適用され、多焦点レンズの差額分が自費になります。当院での費用は診察時にご説明しますが、眼内レンズの種類により、レンズの代金のみで片眼で約30〜38万円の差額が目安です。それに加えて保険診療での手術費用の負担が必要です。多焦点IOLは遠くも近くも見えるようになる可能性がありますが、すべての方に適応できるわけではなく、眼底疾患・緑内障・角膜疾患がある方は適応外となります。まず検査でご自身に向いているかを確認してください。
多焦点眼内レンズは「眼鏡への依存を減らしたい」「老眼と白内障を同時に治したい」という方に向いています。遠くも近くも見えるように設計されており、多くの方が術後の眼鏡使用機会を大幅に減らせます。ただし「完全に眼鏡不要」とはならない場合もあります(精密な作業や夜間運転で老眼鏡が必要になることがあります)。また眼底疾患・緑内障・角膜の不正乱視がある方は適応外となります。検査で適応を確認してから選択しましょう。