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よくあるご質問 FAQ

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コエンザイムQ10は緑内障の神経保護サプリ候補として注目されています。動物実験では網膜神経節細胞の生存率を約29%改善したとの報告があり、ヒトの研究でも眼圧は変わらないにもかかわらず網膜と視覚野の反応が有意に改善したという結果があります。ただし、あくまで補助的なサポート役であり、目薬などの眼圧を下げる治療の代わりにはなりません。開始前は主治医に相談し、既存治療との併用という形で取り入れてください。

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緑葉野菜を積極的に食べることをお勧めします。ほうれん草・チンゲン菜・ロメインレタスなどに含まれる食事性硝酸塩は体内で一酸化窒素に変換され、眼圧を下げる方向に働く可能性があります。大規模研究では硝酸塩を最もよく摂る人は最も少ない人と比べて緑内障の発症が21%低く、特に中心近くの視野が見えにくいタイプでは44%もリスクが低下したとの報告があります。

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日本で入手しやすい緑葉野菜としては、ほうれん草・ロメインレタス・チンゲン菜がお勧めです。海外の研究ではケールやコラードグリーンが注目されていますが、これらと同様の食事性硝酸塩と抗酸化成分は日本で手に入るほうれん草やチンゲン菜にも豊富に含まれています。毎日の食事に取り入れやすい形で継続することが大切です。

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院長の見解として「体や経済的に大きな負担がなければ飲んだほうが良い」と考えています。グラジェノックスは欧州での研究で眼圧降下効果と進行予防への効果が報告されており、島根大学が2021年に日本人でも同様の効果を論文で報告しています。オプティエイドGLは人間での眼圧降下は未確認ですが、眼血流増加や神経保護効果が確認されています。どちらも点眼薬の代わりにはなりませんが、補助的に取り入れる価値はあります。

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血圧の管理が最も重要です。研究では平均血圧が10mmHg高いと年間の神経線維層の減少が有意に速くなることが示されており、その影響はBMIより格段に大きいです。塩分を控えた食事・適度な有酸素運動・禁煙・節酒を心がけてください。また緑葉野菜(ほうれん草・チンゲン菜等)の摂取、いびきや日中の眠気がある場合は睡眠時無呼吸症候群の検査も検討してください。

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BMIが高いほうが緑内障の神経線維層の減少がわずかに少ないというデータはあります。ただしその効果は非常に小さく、肥満による血圧上昇のほうがはるかに悪影響です。研究では血圧が10mmHg高いと年間の神経線維層が0.06〜0.08μm余分に減少する一方、BMIが1増えた場合の抑制効果は0.014μm程度です。「緑内障だから太ったほうがいい」という話にはなりません。適正体重を維持しながら血圧を適切にコントロールすることが最善です。

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「正常眼圧緑内障」という状態です。日本人の緑内障の約70%は眼圧が正常範囲内(10〜21mmHg)であるにもかかわらず視神経がダメージを受ける正常眼圧緑内障です。眼圧が視神経に対して「その人にとって高い」状態であったり、視神経への血流障害などが関与していると考えられています。治療方針は通常の緑内障と同様に眼圧を下げることが基本です。眼圧が「正常だから安心」ではなく、定期的な視野検査と眼底検査で進行を監視することが重要です。

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可能性を示す研究があります。2型糖尿病患者を対象とした研究で、GLP-1薬を3年間使用した患者はメトホルミン単独より眼圧上昇や緑内障の進行リスクが低く、緑内障治療の開始を遅らせられたと報告されています。糖尿病自体は緑内障進行に影響しないとされているため、GLP-1薬自体に緑内障を抑える効果がある可能性が示唆されています。ただし現時点では眼科的目的でGLP-1薬を使用することは適応外です。糖尿病治療を続けながら定期的な眼科検診も忘れずに受けてください。

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緑内障は日本の失明原因第1位で、40歳以上の有病率は5%、70歳以上では10%ともいわれています。失明原因1位である最大の理由は「自覚症状が出にくい」ことです。視野は徐々に欠けていくため初期にはほとんど気づきません。また一度失われた視野は回復しないため、気づいたときにはすでに進行しているケースが多いのです。眼圧が正常でも緑内障になる「正常眼圧緑内障」が最も多く、定期検診が唯一の早期発見手段です。

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手術で目薬の数を減らせる・やめられる可能性はありますが、視野の回復は期待できません。緑内障治療の目的はあくまで「進行を止める」ことで、すでに失われた視野は戻りません。当院では日帰りで緑内障手術に対応しており、SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)という目薬の代替になるレーザー治療もあります。白内障を合併している場合は白内障手術と同時に緑内障手術を行うことで、より効果的に眼圧を下げられる場合があります。