よくあるご質問 FAQ
成人の場合、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で裸眼視力を回復することが可能です。角膜を削らず、レンズを眼内に挿入する安全性の高い手術で、当院でも対応しています。
お子さんの場合は手術適応外ですが、低濃度アトロピン点眼薬やオルソケラトロジーで進行を抑制しながら管理します。
一般的に-6ジオプター(D)以上の近視を強度近視といいます。強度近視では眼軸長が長くなりすぎた結果、網膜・視神経・脈絡膜が引き伸ばされた状態になります。
視力の問題だけでなく、網膜剥離・緑内障・黄斑変性症などの重篤な眼疾患のリスクが高まるため、定期的な眼底検査が非常に重要です。
強度近視は網膜剥離・緑内障・近視性黄斑変性症などの原因になりやすく、放置すると視力に深刻な影響が出るリスクがあります。ただし適切な管理と定期検査で多くの場合リスクを大幅に軽減できます。
「強度近視だから」と諦めず、1〜2年に1回の精密眼底検査を習慣にしてください。当院では硝子体手術にも対応しており、万一の場合も継続的なフォローが可能です。
-6D以上の強度近視はレーシックでは角膜を削りすぎるため適応外になる場合が多いです。
当院ではそのような方にICL(フェイキックIOL)手術をお勧めしています。ICLは角膜を削らずに眼内にレンズを挿入するため、強度近視でも安全に視力矯正が可能です。まず適性検査からご相談ください。
乱視とは、角膜や水晶体の形状が均一でないため、光がひとつの点に集まらず、像がぼやけたり二重に見えたりする状態です。
近視・遠視と組み合わさって起こることが多く、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できます。ICL手術でも乱視対応レンズ(トーリックICL)があります。
眼鏡・コンタクトが基本ですが、ICL手術では乱視用レンズ(トーリックICL)を使うことで、近視と乱視を同時に矯正することが可能です。
また白内障手術時に乱視矯正用の眼内レンズを選ぶことでも乱視を軽減できます。
強度近視の方は眼軸長が長く網膜が引き伸ばされているため、網膜剥離・裂孔のリスクが高くなります。
「強度近視だから定期検診を」という意識を持ち、飛蚊症の変化・光視症などの症状が出たら早めに受診することが重要です。当院では1〜2年に1回の精密眼底検査をお勧めしています。
オルソケラトロジーとは、特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝中に装用することで角膜の形を矯正し、日中は眼鏡・コンタクトなしで過ごせる近視矯正治療法です。子どもの近視進行を抑制する効果もあることが研究で示されており、当院でも近視進行が気になるお子さんに処方しています。ただし角膜の形や近視度数など適応条件があるため、まず検査が必要です。費用は保険適用外で、初回は検査・レンズ代・装用指導を含め約70,000〜80,000円程度が目安です。
ICL手術は一般的に18歳以上で近視度数が安定していることが条件です(20代〜40代が最も多く受けられています)。近視度数はおおよそ-3D〜-18D程度まで対応可能で、特に-6D以上の強度近視ではレーシック(SMILE)より適している場合が多いです。-3D未満は慎重適応となります。乱視も同時矯正できるタイプ(トーリックICL)があります。適応は角膜の形状・前房深度・眼の状態によって変わるため、術前検査が必要です。当院では術前の適応検査から手術・術後管理まで一貫して対応しています。
マイオピン(低濃度アトロピン0.01%点眼)は子どもの近視進行を約60%抑制するという臨床データがあり、現在最もエビデンスのある近視進行抑制治療のひとつです。一般的に5〜12歳のお子さんを対象に使われることが多く、当院でも処方しています。いまはより濃度の濃いリジュセア、マイアトロ(0.05%アトロピン)もあり、より効果が期待できます。毎日就寝前に1滴点眼するだけで、ほとんど副作用がないことも特徴です(瞳孔が開く・まぶしいなどの症状がごく軽度出る場合があります)。費用は保険適用外で月3,000〜5,000円程度が目安です。詳しくは診察でご相談ください。